GMOとくとくBBでWiMAXを契約するに当たり、通信速度が速いのか遅いのかは気になる部分だと思います。
公式HPで「高速のインターネット通信ができます」と説明を受けても、本当なのかどうか不安にはなると思うので。
ただ、結論から言うと、GMOとくとくBBのWiMAXの通信速度は他のプロバイダと一緒です。
「GMOは遅い」「他のプロバイダは速い」と、プロバイダによってインターネット通信のスピードに差が出ることはほぼほぼありません。
WiMAXでは。
これは、GMOとくとくBBを含む全ての「WiMAXのプロバイダ」は、UQコミュニケーションズの回線を使っている、のと、必然的に性能が問題ないWiMAXの端末を使う事になるから、です。
GMOとくとくBBのWiMAXはUQコミュニケーションズから回線を借りている形でそれを消費者に商品提供って状態なので、通信速度は基本的にどのプロバイダにしても同じです。
GMOって速いの?遅いの?って疑問が出る事があると思いますが、心配しなくてOKです。
GMOとくとくBBのWiMAXして通信速度が遅くなる原因
ただ、それでもGMOとくとくBBのWiMAXを使い始めたら、「ページが表示されるのが遅いな~」「動画が止まるな~」と感じることは出て来る可能性はあります。
なぜGMOとくとくBBのWiMAXの通信速度が遅くなるのか、理由は以下です。
通信制限が引き起こされている
GMOとくとくBBのWiMAXのスピードが遅くなるのは、通信制限に引っ掛かっているのが一番多い理由だと思います。
GMOとくとくBBのWiMAXでは下記のパターンに該当する場合は、高速通信から低速通信に切り替わります。
・ギガ放題プランで3日間でのデータ使用量が10GBを超えた場合
この場合は、送受信の最大速度が概ね1Mbpsになります。
なので、「ちょっと遅いな~」と感じる場面が出て来ます。
高画質のYouTubeの動画を何時間もぶっ通しで視聴していると、ギガ放題プランでも3日間で10GBの制限に引っ掛かる可能性はあります。
他にも、以下のパターンでも、高速通信から低速通信に切り替わります。
- 7GBプランの契約で1ヵ月のデータ使用量が7GBを超えた場合
- auハイスピードプラスモードを月に7GB使用した場合(自分で切り替えて使うモードです。)
この場合は、通信制限で128kbpsとなります。
これはめっちゃ遅いと感じるかと思います。
ギガ放題プランならば、考えるのは「3日で10GB」と、「auハイスピードプラスモードを月に7GB」、です。
ただ、「3日で10GB」は、制限期間がそこまで長くない(翌日のピーク時のみ)のと、制限1Mbpsでめっちゃ遅いわけではないのと、そもそも3日で10GBはかなり使って届くってGBなので、こっちはあまり意識しなくて良いかと思います。
気にするのは、「auハイスピードプラスモードを月に7GB」ですが、こっちは上述した様に自分でモードを切り替えて使うって奴なので、ちゃんと切り分けができます。
サービスエリアの△の所や範囲外で使っている
サービスエリアの△の所や範囲外でGMOとくとくBBのWiMAXを使っていると、通信速度が遅くなったり圏外になったりします。
「GMOとくとくBBのWiMAXに契約してから圏外だったらどうしよう」と不安を抱えている方は、申し込みの前にピンポイントエリア判定を行う様にして下さい。
「GMOの公式サイトにアクセスする」⇒「ピンポイントエリア判定を選ぶ」⇒「住所を入力する」という手順で、住んでいる地域のWiMAX2+対応可否が分かります。
ピンポイントエリア判定で「×」と表示されたら諦めるしかありませんが、WiMAX2+の回線はほとんどのエリアをカバーできていますので安心してください。
他の電波と干渉し合っている
また、あまり起きないとは思いますが、GMOとくとくBBのWiMAXは、他の電波と干渉し合っているとスピードが遅くなります。
具体的に以下の様なシチュエーションです。
- オフィスビルやマンションなどの集合住宅
- カフェなどスマホの利用者が多い
- 無料で利用できるWi-Fiスポット
電波干渉による速度低下を予防したい場合は、室内ならば、WiMAX2+の初期設定の2.4GHzを5.0GHzに変更してみてください。
奥まった場所で使っている
また、WiMAXは壁があると電波強度が弱まります。
なので、奥まった場所で使おうとすると、電波強度が弱くて、通信速度がいつもの様には出ない、って事はあります。
これもピンポイントエリア判定で確認しておくのと、窓際にちゃんと置ける場所があるかどうか等も確認しておいて下さい。
旧回線のWiMAXを使っている
今からGMOとくとくBBのWiMAXに契約する場合は、新回線のWiMAX2+が適用されます。
ただ、2015年以前に発売された旧回線のWiMAXを使っている方は、次の理由で通信速度が遅くなりやすいです。
- 2015年の5月を境に、旧回線であるWiMAXの周波数帯域の一部が新回線のWiMAX2+に割り当てられた
- 旧回線のWiMAXは周波数帯域が減少し、今まで下り最大速度40Mbpsのエリアが下り最大速度13.3Mbpsに切り替わる
そのため、以前からGMOとくとくBBのWiMAXを使っているのであれば、機種変更をしたり、他のプロバイダに切り替えたりして新回線のWiMAX2+を利用する様にすれば解決するかと思います。
通信速度ってどうやって測れるの?
WiMAX2+の通信速度は、次の方法等で計測が可能です。
- パソコンは「fast.com(netflix)」や「Speedtest.net by Ookia」等を使う。
- iPhoneはApp Storeで「スピードテスト」等と検索して速度計測アプリをインストールする(ドコモスピードテストアプリや、Mobile Speed Test等)
- AndroidはGoogle Play Storeで「スピードテスト」等と検索して速度計測アプリをインストールする(ドコモスピードテストアプリ等)
スピードの計測で0~3Mbpsと表示された場合は、通常よりも遅いと判断して良いです。
上述して来た様な状態で使っている時には遅い速度が表示される事もあります。
という事で、GMOとくとくBBのWiMAXの通信速度についてでした。
GMOだから速いとか遅いとかは基本ありません。
場所や時間帯によって多少は変わりますが、GMOとくとくBBのWiMAXと契約すればUQコミュニケーションズの高速のインターネット通信を利用できます。
で、それがGMOだと安いって感じです。
WiMAXはエリア判断で「○」が出たのならば、「極端に遅くてインターネットが全く使えない」というトラブルが起こることはほぼありませんので、安心してOKです。
通信速度について心配な場合には、自分が契約したとして、利用時に上述して来た様な状態にならないかを確認しておいて下さい。
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