自宅のネット回線代わりにモバイルルーターを使う場合、Wifiが届く距離が心配って事があると思います。
大抵は、モバイルルーター単体でも問題ない距離が出ます。
が、家の電波入る場所によっては、もしくは、遮蔽物の数によっては、電波が届かないとか弱くなったりはあります。
モバイルWifiやモバイルルーター+格安SIMだとキャリア(ドコモ、au&WiMAX、ソフトバンク)の電波を掴んでの利用になるので。
その際は、今光回線で使ってるルーターをブリッジモードで使うとWifiがちゃんと届く距離を伸ばす事ができます。
ルーターがハイパワー系だと尚良しです。
※ルーターがブリッジモードで使えるタイプである必要があります。
ブリッジなし・ありでの距離による電波強度の違い
以下が、モバイルルーターのみでのwifiの電波強度(ブリッジなし)と、ブリッジありでのwifiの電波強度が、同じ距離でどう変わるかの表です。
ブリッジなし での電波強度 |
ブリッジあり での電波強度 |
モバイルルーターからの距離 |
---|---|---|
4本(MAX) | 4本(MAX) | 1.5m(壁一枚) |
4本(MAX)~1本 | 4本(MAX)で安定 | 3.5m(壁2枚) |
3本~2本 | 3本で安定 | 5m(壁一枚) |
4本(MAX) | 4本(MAX) | 2m(階違う一枚) |
4本(MAX) | 4本(MAX) | 3m(階違う一枚) |
3本~2本 | 3本で安定 | 5.5m(階違う二枚) |
2本~1本 | 3本で安定 | 7m(階違う二枚) |
モバイルルーターはNECのAterm MR05LNで、MR05LNはクレードル(有線LANポート付きの充電器)にセットした状態です。
(クレードルセットで送信出力100%の状態)
モバイルルーターのみだと電波弱かった所は、軒並みWifiの電波強度のマークの本数が増えました。
という事で、ブリッジモードのルーターをモバイルルーターに繋いで使うと、Wifiが届く距離を伸ばす事が可能です。
LANケーブルの長さでもっと距離伸ばせる
また、ブリッジモードは、上記の様なwifiを飛ばせる距離が「ルーター>モバイルルーター」の場合での違いも出て来ますが、LANケーブルを使って伸ばした、物理的な近さ、でも家でWifiが届く範囲を変えれます。
私が使ってるMR05LNはクレードル(充電器)に有線LANポートがあり、そのLANポートとルーター(モバイルじゃない方)のWANポート(LANポートと一緒に並んでる大概青色の部分)を有線LANケーブルで繋いで使えます。
こんな感じで。
モバイルルーター(MR05LN)をクレードルにセット—–(有線LANケーブル)—-ブリッジモードにしたルーター
モバイルWifiや格安SIM+モバイルルーターは、モバイルルーター本体を基本窓際に置くので、届く範囲が微妙ってなっても場所を動かせない事がありますが、有線LANケーブルの長さを使えば、物理的にアクセスポイントを丁度良い所に動かせる様になります。
※ブリッジモードだとスマホやタブレット、PCは、モバイルルーターのWifiに繋ぐのではなく、普通のルーターのWifiに繋ぎます。
(距離伸ばすにはアクセスポイントが普通のルーターの方。)
PCのWifi設定のSSIDがルーターの方になります。
ちなみに、クレードルにMR05LNをセットした状態でも、ブリッジモードで繋いだルーターに接続してる機器もモバイルルーターのSSIDに繋いでる機器もあるって状態は可能です。
=どちらのアクセスポイントも同時利用が可能
長い有線LAN使えば、モバイルルーターは窓際で電波の掴み良く、無線LANのアクセスポイント(こいつとの距離が近いかどうかが電波強度に影響)は近い、ってできます。
ケーブルが足に引っ掛かる危ないので、設置する際は、有線LANケーブルを棚の裏にしまったりで問題ない様にして下さい。
また、伸ばした先のルーターのAC電源の確保なんかにも注意して場所を検討して下さい。
指向性のアンテナでも届く範囲が変わる
あと、大抵のモバイルルーターにはない「指向性のアンテナ」が普通のルーターには大概あるのでその分でも届く距離が若干伸びます。
飛ばしたい方向にアンテナを向けると、今まで届かなかった又は受信してるけど電波強度が微妙って所に届く様になる事もあります。
あと、他にWifiの届く距離を伸ばすには中継器を買うってやり方もあります。
という事で、モバイルルーターに普通のルーターをブリッジモードで繋いだ時の距離に関してでした。
ブリッジモードのルーターを繋ぐと、ハイパワーならその分距離伸びますし、有線LANケーブルの長さで物理的な距離自体を近くにできますし、指向性のアンテナの面でも距離が伸ばせます。
とりあえず、モバイルWifiやモバイルルーター+格安SIMを検討中で距離が心配な方は、もう既に光回線を契約していて自分のルーターを持っているならば、そのルーターをブリッジモードでモバイルルーターに繋ぐ様にすれば、距離に関しては心配する必要はないです。
モバイルルーターを設置する場所を探す時は雨戸に注意して探す様にして下さい。
また、自分の利用環境でほんとに固定回線代わりにモバイルWifiを使えるか心配って時には、「モバイルWifiを固定回線代わりに使いたいって思った時の確認事項」や「固定回線を格安SIMのLTEで代替して良い人の目安」をご覧下さい。
モバイルルーターは以下の様な格安SIMでセット購入できます。
Aterm MR05LNクレードル付きをセット販売。 最大5枚までのSIMカードを発行してシェアが可能。繰越分もシェア可能。 ドコモ回線・au回線どちらともシェア可能。 音声SIMとシェアしたい場合は最初の契約を音声SIMにして、シェアSIM発行時にMR05LNをセット購入、とする事に注意。 主SIMと名義が違っても名義変更する事なくシェアSIMへMNP転入が可能。 |
BIGLOBEモバイルはこちら |
Aterm MR05LNクレードル付きをセット販売。 12GBのプランの場合、SIMカードを最大10枚(音声SIM5枚+データSIM5枚)発行してシェア可能。 繰越分もシェア可能。 バースト機能アリ。 シェアSIMにMNP転入可能。 追加する音声SIMの名義は主回線と同じ名義に変更してMNP転入。 ドコモ回線・au回線どちらともシェア可能。 |
IIJmioはこちら |
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