格安SIMに乗り換えようと思っても、スマホ本体代の価格はどんくらいなのか?が分からないと決断しにくい事があると思います。
なので、SIMカードと端末がセットで販売されている「格安スマホ」の値段がいくらくらいなのかを以下に記載します。
格安スマホは分割で購入できます。
結論は大体、24ヶ月の分割代は税込みで大体1500円弱/月くらいと考えておいてOKです。
ざっくり考える場合。
1300円~1600円くらいが多いので。
この値段が、格安SIM会社で選んだプランの月額とは別に24ヶ月続きます。
以下は、各、格安SIM会社が販売している格安スマホの本体代金の安い物・平均額・高い物の値段の表です。
「/月」で表示している価格は、分割払いでの物で、全て24回払いです。(2年間での支払い)
安い物の価格 | 販売されている格安スマホの平均額 | 高い物の価格 | 格安SIM会社 |
---|---|---|---|
1100円/月 (一括26400円) |
1537円/月 (一括36900円) |
2100円/月 (一括50400円) |
mineo(マイネオ) |
1150円/月 | 1348円/月 | 1570円/月 | BIGLOBEモバイル |
540円/月(税込) (一括税込12960円) |
1575円/月(税込) (一括税込38208円) |
2916円/月(税込) (一括税込69984円) |
楽天モバイル |
1250円/月 (一括27800円) |
1276円/月 (一括28733円) |
1300円/月 (一括29800円) |
IIJmio |
681円/月 (一括12800円) |
1489円/月 (一括28027円) |
2115円/月 (一括39800円) |
DMMモバイル |
1240円/月 (一括29760円) |
1345円/月 (一括32280円) |
1450円 (一括34800円) |
UQ mobile |
※値段は記事公開時の物です。
1000円強がちょい安めで、多くは1500円弱以下、月2000円程度ぐらいからちょい高めの部類です。
スマホ買うってなると月3000円程度かかる感じがするかもしれませんが、そこまで負担が大きい物ではないです。
月3000円程度の物も販売されていますが、それは発売されてから間もないスマホ(最新のスマホ)を、「格安スマホ(SIMカードとのセット販売)」として買うって感じになります。
販売している種類が多い所は?
販売している格安スマホの種類が多いのは、「BIGLOBE SIM(BIGLOBEモバイル)」、「IIJmio」、「楽天モバイル」、「DMM mobile」です。
端末交換保証も加味
格安スマホで本体代を加味した月額を考える際には、「端末交換保証」に入るだろうなって場合は、その月額も加味しておいて下さい。
月額は大体380円/月ぐらいです。
※端末交換保証は、月額払って加入していると、スマホ本体の故障・破損時に3000円~5000円程度(格安SIM会社によって違います。)を支払うと、リフレッシュ品(修理済みの端末)や同等品と交換できるっていうオプションです。
交換可能な回数は規約でそれぞれ決められています。
加入は任意です。
加入するかどうかを決めれるのは格安スマホ購入時のみって事がほとんどです。
2年後には端末代が引かれた額が月額になる
格安スマホは、キャリア(docomo、au、SoftBank)の時とは違い、「端末代の割引を月々で適用」って形ではないので、スマホ本体代の支払いが終わったら、その分が全額月額から消えます。
2年(24ヶ月)経ったら、スマホにかかる月額はかなり「減った感」が出た月額になります。
キャリアの場合は、端末代の割引を利用して「実質として」スマホ代が安くなるって状態なので、2年経って本体代を支払い終わっても、そこから先も月額自体はそこまで変わりません。
端末代の支払いが終了すると同時に、同額くらいの割引も消えるので。
これは格安SIMのメリットで記載した通りです。
月額ほとんど変わらないので、キャリアの場合は端末代を支払い終えたら機種変更する(新機種を再度買う)って場合が多いですが、格安スマホの場合は、端末代を支払い終えたら新しくスマホを買わないって事を選ぶ事で、普通に月額が抑えられる状態が続きます。
他のSIM会社でも使える
「格安スマホ」は、SIMフリーの端末なので、購入したスマホはその他の格安SIM会社のSIMカードを挿しても使えます。
なので、支払いが終わって格安SIM会社を乗り換えようと思った時にもそのままそのスマホが使えます。
※au回線で使える格安スマホで標準のSIMを使う端末(VoLTE非対応端末でau回線で使えるスマホ)を購入した場合は、後々もauの回線のSIM会社で使う事になります。auは通信規格が違うので。
au回線の格安スマホは、「UQ mobile」で販売されている格安スマホと、「mineo」のaプラン(au回線)で使う格安スマホです。
ただ、ごちゃごちゃして来るかも知れませんが、au回線の格安SIM会社で買ったSIMフリースマホで、VoLTE用SIMで使用していた場合(標準SIMでない場合)は、ドコモ回線でも使える可能性は高いです。
というか大概使えます。
「au回線での電話はLTEでできて(au VoLTE対応スマホ)、ドコモ回線では普通に3G回線で電話できる端末」な事が多いので。
で、SIMフリー機種なので、どこでも使えます。
どちらにしても、各社のHPで「動作確認端末」を確認して、使用の可否を判断するのが一番確実です。
UQモバイル
ドコモ回線の所で購入した格安スマホ(SIMフリー)の場合も同じで、au VoLTEに対応しているスマホならばau回線の格安SIM会社でも利用できます。
電波のエリアについては、ドコモ、auが使用しているバンドに対応しているか確認する必要はありますが。
au VoLTEに対応しているかどうかは、そのスマホのメーカーHPで確認できます。
分割でも値段が変わらない所
格安スマホは分割でも一括でも購入できますが、分割にした事で値段が高くなる所もあります。
なので、分割にする場合でも損したくないって時には、本体価格の合計額がどっちでも変わらない所から購入する事になります。
分割でも一括でも支払いの総額が変わらないのは、「mineo」と「楽天モバイル」です。
上述した様に、楽天モバイルは販売している格安スマホの種類も多いです。
楽天モバイルは、分割にする場合は、クレジットカードの中でも「楽天カード」のみで支払いが可能です。→後に変更があり、楽天カード以外も利用できる様になりました。
格安スマホの値段は大体いくら?のまとめ
という事でまとめると、格安スマホの本体は、
- 多くは月1500円以下で購入可能
- 月々1000円強の値段ならちょい安め
- 価格が月2000円程度ぐらいからちょい高めの部類
- 2年後には単純に分割代が消えた月額になる
- 格安スマホのほとんどがその他の格安SIMで使う事も可能
って感じになります。
格安スマホを購入する時には、メモリが2GBあるかないかを確認しておくと、大概の人の利用状況ならモタつき少ない状態でスマホが使えます。
また、ガラケーであった伝言メモ機能(無料の留守電機能)を格安スマホでも使いたいって場合には、簡易留守録機能のある格安スマホの中から選ぶ必要があるので注意して下さい。
各社の使用回線と3GBの月額はこんな感じです。
各社の使用回線と3GBの月額比較表
回線 | 格安SIM会社 | 音声3GBの月額 |
---|---|---|
au | UQモバイル | 1980円 WiMAXと併用すると1680円 2回線目以降は1480円 |
ドコモまたはau ※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ |
BIGLOBEモバイルを見る | 1,600円 |
ドコモ | OCN モバイル ONE | 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月) |
ワイモバイル | Y!mobileを見る | 半年間:1980円 それ以降:2680円 (10分かけ放題付き) おうち割(光回線と併用)で月500円割引 2回線目以降は、 半年間:1480円 それ以降:2180円 (10分かけ放題付き) |
ドコモまたはau ※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ |
IIJmioを見る | 1,600円 |
ドコモまたはau | 楽天モバイル | 1,600円(3.1GB) または 1年目:1480円/月 2年目:2980円/月 (10分かけ放題付) のスーパーホーダイ (2GB) |
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