キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)からの乗り換えで、初めて格安SIMにする場合、申し込みページにある「初期設定」ってのを見ると、できるか不安になる事があると思います。

特に、ネット接続関係があんま得意じゃないって思ってる場合。

が、簡単です。

「初期設定」って言っても、ここでやるのは、ネット接続に詳しかろうが、詳しくなかろうが、差はないです。

ネット初心者の方というか、苦手って思っている方でも問題ないです。

「誰でも可能」って言えるくらいの事をやるのが格安SIMの初期設定です。

初期設定って何をするのか?

「初期設定」は、1.スマホにSIMカードを挿し込み、2.「APN設定」って名前の物をする事になります。

と言っても、ただ単に、申し込んだ格安SIM会社から送られてくるSIMカードと一緒に同梱されている説明書の通りにやるだけです。
(例:DMM mobileの場合は「はじめてご利用ガイド」という一枚の紙)
DMMmobileのはじめてご利用ガイドのiPhone・iPad用とAndroid端末用の部分

iPhoneの場合は、自宅等Wifi環境のある所でやると楽です。

どの格安SIMも大概公式HPの「初めての方」的なページに「APN設定」の説明があります。

それと同じ事をやるだけです。

初期設定までの流れ

1.「SIMカードを挿し込む」、2.「APN設定」の初期設定完了までの流れは以下です。

1.「SIMカードを挿し込む」

  1. 選んだ格安SIMに申し込む
  2. SIMカードが発送される
  3. SIMカードが自宅に届く
  4. 携帯番号そのままでの乗り換えで、自宅で開通できる所にした場合

    マイページ的な所にログイン→電話番号切り替えに申し込む→2時間くらい待つ→切り替え完了メールが届く=MNP転入完了

    ※ここは、「データSIM」の場合や「新規で音声SIM」で申し込んだ場合は関係ありません。

    「自宅でMNP完了=電話の不通期間ほぼなしで乗り換える」事ができます。
    (→mineoへのナンバーポータビリティなら開通までの電話の不通期間は心配しなくてOK
    (→BIGLOBE SIMって即日MNPできる?開通までの時間は何日?

  5. 細いクリップを用意する。普通の小さいクリップでOKです。※Androidは使わない機種もあります。
    (購入時の箱が残っているならその中に先が細いクリップみたいな物があるのでそれを用意します。)
    iPhoneに付属していた細いピン
  6. 今使ってるスマホの電源を落とす。(電源ボタン長押し)
  7. クリップの場合は曲げて、付属のピンの場合はそのまま、本体の横部分にある小さい穴にクリップの先を押し込む
    (Androidの場合は、ケースを開けるパターンもあります。)
    iPhoneの側面にある穴にピンを押し込む
  8. SIMカードが出て来る
    (これが今使ってるキャリアのSIMカードです。)
  9. SIMカードを取り外す
    (一応、どっちが上でどういう状態で入っていたかを確認しておくと、後の作業で迷わずに済みます。確認してなくてもSIMカードには切り欠きがあるので問題はないですが。)
    SIMカードをSIMカードスロットから取り外す
  10. どこかに保存
  11. 格安SIM会社から届いたSIMカードを台紙から取り外す。
    SIMカードを台紙から取り外す
  12. 格安SIM会社から届いたSIMカードを切り欠きを合わせてセットする。
  13. 取り外す前の状態になる様に押しこむ

ここまでで「物理的な初期設定」は終了です。

スマホの電源を入れる(電源ボタン長押し)と、今は、キャリアの回線には繋がらない状態になってます。

Wifiには繋がります。

2.「APN設定」

次は、SIMカードと一緒に入ってた「マニュアル」の通りに「APN設定」をする事になります。

APN設定はiPhoneの場合は「めちゃ簡単」、で、Androidの場合は「簡単」です。難し過ぎてできないって感じる事はないと思います。

iPhoneの場合

  1. 「Safari」を使って記載されているURLを開く(上部の「検索/Webサイト名入力」と書かれている箇所に紙に記載されているURLを打ち込みます。)
  2. ダウンロードボタンをタップ
  3. 「プロファイルのインストール」画面が開く
  4. インストールをタップ
  5. 「完了」をタップ

これでAPN設定は完了です。

「指定されたURLに行き、ダウンロード→インストールするだけ」、なので簡単です。

Wifi環境がない場合は、初期設定時にはコンビニの公共無線LANサービスを使うのが楽です。

コンビニに行く(半径10mくらい)→iPhoneの「設定」を開く→Wi-Fi→ネットワークを選択(画面中盤)→各社コンビニのWifiを選択する→コンビニのHP→会員登録(メアド等々。登録の詳細は各社のHPを参照下さい。)

上記の流れでコンビニのWifiが使える様になるので、Wifi環境がないけどiPhoneを格安SIMで使いたい!って場合も移行できます。

上記の手順をWifi接続状態の時にやれば、iPhoneのAPN設定を完了できます。

Androidの場合

  1. 「アプリ」をタップ
  2. 「設定」をタップ
  3. 「無線とネットワーク」をタップ。ない場合は「その他」をタップ
  4. 「モバイルネットワーク」をタップ
  5. 「データ通信を有効にする」にチェックを入れる
  6. 「アクセスポイント名」をタップ
  7. 追加マーク(+マーク)をタップ
  8. 紙に記載されている通りに以下の5つの項目を入力する
    • 任意の名前(後々に自分がどれを選んでるか分かる様にするためだけの名前なので自由です。名前の例も記載されています。)
    • APN:記載の通りに。
    • ユーザー名:記載の通りに。
    • パスワード:記載の通りに。
    • 認証タイプ:記載の通りに。
  9. 追加した「上記の名前」を選択

これでAPN設定は完了です。

Androidもただ単に紙の通りにやってくだけで一本道なので、簡単です。

これが終わったら、もうスマホでLTEでネット接続できます。

090、080番号で電話もできます。=格安SIM会社への乗り換え完了

格安SIMの初期設定に関してのまとめ

って事で、初めて格安SIMにする場合、初期設定って難しいんじゃないか?って不安になる事があるかも知れませんが、やるのは、

  1. 今スマホに入っているSIMカードを外す
  2. 届いた格安SIM会社のSIMカードをセットする
  3. 「説明書」の通りに初期設定
    (説明書というより説明紙って感じです。一枚くらいなので。)

ってだけです。

初期設定が不安だから申し込みに躊躇するって事があるかも知れませんが、初めてだとしても、ネット関係に不安があったとしても、格安SIMの初期設定については心配しなくてOKです。

こういう風に冊子がついてくる格安SIMもあります。これはBIGLOBE SIM。
BIGLOBE SIMの冊子の初期設定でやる事の目次が書かれている部分

最低何に気をつけて選べば自分が使える格安SIMになってるのか分からないって場合には、「格安SIMの選び方」をご覧下さい。

どれにすれば良いか迷いたくないって場合は、「どれが良い?って時のおすすめの格安SIM」をご覧下さい。

次ページ→格安SIMに乗り換えてもスマホの初期化は必要ない

各社の使用回線と3GBの月額比較表

回線 格安SIM会社 音声3GBの月額
au UQモバイル 1980円
WiMAXと併用すると1680円
2回線目以降は1480円
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
BIGLOBEモバイルを見る 1,600円
ドコモ OCN モバイル ONE 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月)
ワイモバイル Y!mobileを見る 半年間:1980円
それ以降:2680円
(10分かけ放題付き)
おうち割(光回線と併用)で月500円割引
2回線目以降は、
半年間:1480円
それ以降:2180円
(10分かけ放題付き)
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
IIJmioを見る 1,600円
ドコモまたはau 楽天モバイル 1,600円(3.1GB)
または
1年目:1480円/月
2年目:2980円/月
(10分かけ放題付)
のスーパーホーダイ
(2GB)

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