格安SIMへの移行を考えている場合、今持ってる自分のスマホがそのまま使えるのか気になると思います。

今持ってる自分のスマホがそのまま使えるのかは、検討している格安SIMのHPで動作確認済み端末のページを確認するのが一番早いです。

どこの格安SIMでも、利用可能な端末と確認した動作(ネット接続、音声通話、テザリング等)が書かれているページがあるので。

以下は、今の端末が使える可能性があるのはどんな所なのか、格安SIMを検討し始めた最初の方で弾いていくための判断方法です。

SIMロック解除できるなら基本どの回線の格安SIMでも選択肢になり得ます。(au回線の一部はVoLTE対応かどうかの確認も必要)

が、快適度合いを加味するなら、動作確認済み端末にあるかを確認した上で、自分のスマホに重要なバンドがあるかを確認して下さい。

docomo回線の格安SIMで使いたい→スマホにバンド1とバンド19があるかは確認する
ドコモ回線の所にするならバンド1とバンド19があるかは確認

au回線の格安SIMで使いたい→スマホにバンド1と、バンド18またはバンド26のどちらかはあるのを確認する
au回線の所にするならバンド1とバンド18またはバンド26のどちらかはあるのを確認する

ソフトバンク回線の格安SIMで使いたい→スマホにバンド1とバンド8があるかは確認する
LINEモバイルなどのソフトバンク回線で自分のスマホを使いたい場合はバンド1とバンド8があるかを確認する

自分のスマホや購入するスマホのバンドは、メーカーHPのスペック表で、FDD-LTEの項目を見れば確認できます。

キャリアは上記の重要なバンド以外も使っているので、気になる場合には他のバンドにもちゃんと対応しているかの確認も必要です。

LTEはdocomo回線はバンド28、19、21、3、1、42を使っていて、au回線はバンド28、18、26、11、1、42を使っていて、ソフトバンク回線はバンド28、8、11、3、1、42を使ってます。

上記の作業が面倒って場合は、販売されたキャリア(docomo、au、softbank)と、申し込む格安SIM会社の回線(docomo回線、au回線、Softbank回線)が合致している所にするのが楽です。

「SIMロック解除できないスマホの場合」と、「SIMロック解除できるスマホだけどバンドの確認は面倒って場合」等。

動作確認端末のページに載っているスマホかどうかを確認すれば、他は何も確認する事なく、問題ない状態で使えます。販売されたキャリアと格安SIMの使用回線が合致している場合。

キャリアで購入したスマホはそのキャリアでの利用に最適化されているので。

格安SIMで使えるかは、「通信方式」と「周波数帯」を確認する必要があるのですが、それを気にしなくて良くなるので楽です。

  • 「通信方式」=音声電話機能に影響←これは「動作確認済み端末」のページに載ってるかどうかで確認できてる
  • 「周波数帯(バンド)」=主にネットができる範囲に影響←「動作確認済み端末」のページに載ってれば使えるは使えるけど、繋がる所の快適度合いに関しては確認が必要なスマホもある。けどスマホを買ったキャリアと格安SIMの使用回線を合致させれば何も確認する必要がなくなる。元々最適化されて販売されているため。

格安SIM会社は大部分がdocomoの回線を使用しています。

ドコモで使用していた端末(スマホ)なら、ドコモ回線の格安SIMに変えてもそのままそのスマホが使用できる事がほとんどです。

auの端末の一部は、一部機能は制限されたりもしますが、大概はmineo(マイネオ)とUQ mobileで使えます。mineoとUQ mobileは非VoLTEもVoLTEもau回線があるので。(mineoはdocomoとauのどちらもある格安SIM会社です。)

auの端末でVoLTE対応端末の場合は、その他のau回線の所でも大概使えます。(BIGLOBEモバイルのタイプA、IIJmioのタイプA等。BIGLOBEモバイルとIIJmioもdocomo回線、VoLTEのau回線どちらもある格安SIM会社です。)

ソフトバンクで使用していた端末は、ソフトバンク回線の格安SIMにするのが一番楽で、ソフトバンク回線を使ってる格安SIMで音声SIMを使うならLINEモバイルがあります。

具体的な端末は格安SIMの公式サイトで確認できる

自分のスマホでOKかどうかは検討中の格安SIM会社の動作確認済端末のページを確認する

具体的な対応端末とその端末で制限される機能(制限されない機能)は、それぞれの格安SIM会社の公式サイトに対応端末が記載されているので、そこで、今持ってる自分のスマホが使用できる格安SIM会社はどこなのかが確認できます。

主な格安SIM会社の回線と音声プランの3GBの値段は以下の様になってます。

各社の使用回線と3GBの月額比較表

回線 格安SIM会社 音声3GBの月額
au UQモバイル 1980円
WiMAXと併用すると1680円
2回線目以降は1480円
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
BIGLOBEモバイルを見る 1,600円
ドコモ OCN モバイル ONE 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月)
ワイモバイル Y!mobileを見る 半年間:1980円
それ以降:2680円
(10分かけ放題付き)
おうち割(光回線と併用)で月500円割引
2回線目以降は、
半年間:1480円
それ以降:2180円
(10分かけ放題付き)
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
IIJmioを見る 1,600円
ドコモまたはau 楽天モバイル 1,600円(3.1GB)
または
1年目:1480円/月
2年目:2980円/月
(10分かけ放題付)
のスーパーホーダイ
(2GB)

例えば、UQモバイルのSIMの対応機種が知りたいってなったら、UQモバイルのHP行って動作確認端末のページを見て、そこにそのスマホが記載されているかを確認するって流れです。

そのページに乗ってない機種は動作未確認って事なので、基本的にはその格安SIM会社は選択しないって方が無難です。

格安SIMを選ぶ時は複数社で比較すると思うので、その比較対象の所で再度動作確認端末のページを見て、載ってたらそっちの方にするって感じが良いかと思います。

確認する時に注意したい事

同じ端末でも(型番が同じスマホでも)、

  • SIMフリー端末
  • docomo
  • au
  • Softbank

と、動作確認の項目が記載されている箇所が分かれている事が多いので、対応機種を確認する際は注意して下さい。

  • SIMフリー/docomo iPhone5s
  • au iPhone5s

みたいに分かれているので、ちゃんと自分が使用していたキャリアの端末の項目を確認して下さい。

SIMフリー/docomo iPhone7はSIMフリー端末のiPhone7とdocomoのiPhone7という意味です。
(ただ単にやれる事が同じ場合に、一緒になって記載されているだけです。)

iPhoneでのモデルナンバーの確認方法

iPhoneの場合、動作確認をした項目に「モデルナンバー」というのが出ている事がありますが、自分が使用しているiPhoneの「モデルナンバー」はiPhone本体裏面の英字部分で確認できます。

Modelと書かれている横の英数字が「モデルナンバー」です。

iOSのバージョンの確認方法

また、動作確認の部分にはiOSのバージョンも記載されています。

今使用しているiPhoneのiOSのバージョンは、「設定」→「一般」→「情報」と進み、「バージョン」の項目を見ると確認できます。

SIMロック解除をしても充分には使用できない事もある

SIMロック解除というのを聞いた事がある場合は、「SIMロックを解除してもらえば、どこでも使えるんじゃないの?」って疑問が出るかと思います。というか私は格安SIMを検討し始めた当初そういう疑問がありました。

どのキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)でも、SIMロック解除対応機種であれば、ショップに行けば今使用している端末のSIMロックを解除(他のキャリアのSIMカードを使用できない様にしている制限を解除)してくれます。

ただ、Androidの場合、同じ型番のスマホであっても、通信方式(音声電話に影響)が違ったり、対応している周波数帯(ネットができる所に影響)が、キャリア毎に違っている事があります。キャリアで購入したスマホはそのキャリアに最適化された状態で販売されているので。

また、今までのキャリアと違う回線の格安SIM会社にするという事は、周波数帯(ネットができる所に影響)が変わるという事になります。

更に、上述した「バンドの確認」をしておかないと、使えるけど、快適に使えるエリアが狭いって事が起きる可能性もあります。

なので、SIMロック解除をしても充分には使用できない事もある、事には注意して下さい。

それを回避するためのバンドの確認です。

最初からSIMフリーのSIMフリースマホも同様に、バンドの確認はしておくのが良いと思います。

最低限これがあればあまり問題ない。
docomo回線で使う:バンド1とバンド19
au回線で使う:バンド1と、バンド18またはバンド26
ソフトバンク回線で使う:バンド1とバンド8

より万全を期したい。スマホが対応しているバンドが多い回線の格安SIM会社にする。
docomo回線:バンド28、19、21、3、1、42
au回線:バンド28、18、26、11、1、42
ソフトバンク回線:バンド28、8、11、3、1、42

※SIMロック解除可能なiPhone 6s以降のiPhoneを使っている方は、SIMロック解除をすれば、ドコモ回線でもau回線でもソフトバンク回線(ワイモバイル回線)でも、そのiPhoneはどこの格安SIMでも使用できます

SIMロック解除対象のiPhoneはどこのキャリアで買った物も同じ仕様なためです。

回線をどこにするかで、エリアは今までとは微妙に変わる部分はありますが、どのキャリアの回線の格安SIMにしたとしても、あんまり影響ない範囲で使用できます。

関連:auのiPhoneをSIMロック解除する手順

また、回線が同じならば、SIMロック解除手続きをしなくても格安SIMで使えます。

なので、ドコモのスマホの人やauの人は、どちらも格安SIM会社が回線を使っている所があるため、今のスマホを使える可能性がかなりあるって事になります。

追記:ソフトバンクの人もLINEモバイルがソフトバンク回線を開始したので、音声SIMで使える選択肢ができました。(LINEモバイルはドコモ回線、ソフトバンク回線と2つある格安スマホ会社になりました。)

まとめ

まとめると、今持ってる自分のスマホが使えるかどうかは、

  • SIMロック解除できる場合は
    • 確認してもOKなら動作確認端末のページに自分のスマホがあるかを確認してから
      docomo回線で使うならバンド1とバンド19
      au回線で使うならバンド1と、バンド18またはバンド26
      ソフトバンク回線で使うならバンド1とバンド8
      があるかを確認すればOK
    • 面倒なのが嫌ならスマホを買ったキャリアと同じ回線を使ってる格安スマホ会社にするのが楽
    • 具体的な対応端末はSIM会社のHPで確認できる
  • SIMロック解除できない場合は
    • docomoで買ったスマホならほとんどの端末がそのまま使える
    • auは一部のSIM会社でOKだけど機能制限になる事はある
    • ソフトバンクで買ったスマホならほとんどの端末がそのまま使えるけど格安スマホ会社の選択肢は少ない
    • 具体的な対応端末はSIM会社のHPで確認できる

って状態になってます。

上記を確認した上で必要な事をやってから格安SIM会社に申し込めばOKです。

で、SIMカードが届いたら入れ替えればOKです。
SIMカードスロットと届くSIMカードと抜くためのピン

▲な部分
シェアなし
かけ放題がオプションじゃない

◎な部分
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