2019年10月から始まったドコモの新料金プランについての記事です。

今のドコモの料金ってどんな感じなの?って疑問がある方向けです。

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新料金プランの概要

ドコモの新料金プランの概要は以下表の様になってます。

ギガライト ギガホ
GB 7GBまでの段階制 30GB
月額 1GBまでは月2980円
3GBまでは月3980円
5GBまでは月4980円
7GBまでは月5980円
奇数毎に1000円増える
月6980円
半年間は5980円
電話
オプション
5分かけ放題:月700円
時間無制限のかけ放題:月1700円
縛り 定期契約あり・なしの選択制
ありだと2年間で、解約金は1000円
なしだと月額が170円あがる
(なしでdカード系での支払いだと170円引きで同額になる)
家族割 2回線なら各々毎月500円引き
3回線以上は各々毎月1000円引き
(これがでかい)
ドコモ光 1GBまでの月:割引なし
3GBまでの月:全員500円引き
5GB・7GBまでの月:全員1000円引き
(これがでかい)
長期割 年に1回500pt~3000ptもらう申請ができる
dカードGOLDでの割引 ドコモの月額、ドコモ光の月額を1000円毎に100ポイント
年間100万円の利用で10000円相当の特典
スマホ本体への補償
年会費10000円のクレジットカード

以下、それぞれについての内容です。

スマホのプランはシンプルに2つ

ドコモの新料金プランはスマホはシンプルに2つのみになってて分かりやすくなってます。

名称

  • ギガライト
  • ギガホ

分かりやすくなったので、料金プランの見直し、変更の検討をするって場合もやりやすいかと思います。

新料金プランの比較:違いがある所をみる!

新料金プランの比較の際には違いがある部分を見ると分かりやすいです。

ギガライトとギガホの違いは以下です。

GBの違い

まず、使えるGBで違いがあります。内容は以下。

  • ギガライト:月7GBまでの、使った分に応じて月額が引き上げられる段階制のプラン
  • ギガホ:月30GBまで使える値段変わらないプラン

名前的に、ギガ“ライト”なので少ない方、ギガ“ホ”(ギガほうだい系)で多い=30GBって感じです。

速度制限の違い

GBを超過した場合の速度制限にも違いがあります。

  • ギガライト:7GBを超えると速度制限で最大128kbps
  • ギガホ:30GBを超えると速度制限で最大1Mbps

ギガライトの方の128kbpsはかなりの低速です。サイト閲覧とかはきついです。LINEのテキストなら送れるって感じです。

ギガホの方の1Mbpsはサイト閲覧とかもあまり問題なくできます。格安SIMのピーク時の速度で1Mbps以下の所は結構あります。=制限されてもそこまでの速度制限じゃない。

月額の違い

月額の違いは以下です。

  • ギガライト:1GBまでは2980円、3GBまでは3980円、5GBまでは4980円、7GBまでは5980円
  • ギガホ:6980円(30GB)半年間は5980円

ギガホの場合は、ギガホ割っていう半年間最大1000円引きの割引があります。

ギガライトは奇数GB毎に1000円上がるっていう料金です。

2年定期契約あり・なしで月額が170円変わる

上記のプラン共に、2年定期契約あり・なしのどっちにするかが選べます。

ただ、複雑にはなってないです。

定期契約なしにすると月170円高くなります。

2年定期契約をなしにすると、月額が月170円高くなるのみです。

ギガホなら6980円→7150円
ギガライトなら1GBまでなら2980円→3150円、3GB、5GBも同様です。

月170円高くなるって事は、年間で2040円の差が生まれます。

違約金は1000円と安い

ドコモの新料金プランで2年定期契約ありにした場合の違約金は1000円です。千円。

以前と比べてかなり安くなりました。

定期契約内で解約するのも特に問題にならないくらいの契約解除料です。

格安SIMも違約金は多くて1000円って感じになったので同様な感じです。
(→格安SIMの最低利用期間は音声は6~12ヶ月でデータは契約月の月末が大半

基本的には2年定期契約ありでOK

2年定期契約(2年縛り)ってのにあんま良いイメージがないって場合は、2年定期契約なしにしようかな?って思うかも知れませんが、違約金が1000円になったので、ドコモの新料金プランは基本的には2年定期契約ありでOKです。

あり・なしでの違いは月額が170円違うので、違約金1000円の事を考えると、2年毎に(契約更新毎に)半年以内でやめないなら、2年定期契約の方が安く済むので。
(6×170円=1020円)

半年以内に解約するのを考えてるなら2年定期契約なしでも良いけど・・・って感じです。

とりあえず定期契約でOK!って感じの契約内容になってます。

どうしても定期契約が嫌な場合はdカード払いにする

どうしても定期契約が嫌な場合はdカードやdカードGOLD(クレジットカード)を作って、支払いをdカード系にするってのでOKです。

dカード払いだと、定期契約なしの場合は170円引きになります。

=定期契約なしだけど、定期契約ありにした場合と月額が同じになる

定期契約ありでdカード払い、は何も変わらない

定期契約ありでdカード払い、は月額は何も変わらないです。

あくまでも、定期契約なしの場合のみの割引です。

上記が、ギガライトにするか、ギガホにするかで異なる部分についてです。

  • 料金に違い(ギガライトは1GB2980円から奇数GB事に1000円上がる。ギガホは6980円で一定)
  • GBに違い(7GBまで、と、30GB)
  • 制限時の速度に違い(128kbps、1Mbps)

があります。

ギガライトでもギガホでも共通の部分

以下は、ギガライト、ギガホ、どっちにしたとしても共通、って部分です。

電話かけ放題がオプションになった

ギガライト・ギガホ共に電話かけ放題がオプションになってます。選択制。

5分通話無料(5分以内の電話はかけ放題)は月700円で付けられます。

一回の電話で時間無制限のかけ放題は月1700円で付けられます。

例えば、ギガライトで時間無制限のかけ放題を付けてて、3GBまでの利用ならば、その月の月額は1700円+3980円=5680円、です。

シェアは月1000円(1回線につき1回線)

別SIMカードでのGBのシェアは月1000円でできます。

注意点は1回線につき1回線のみって部分とデータSIMのみって部分です。(090番号や080番号で電話できる音声SIMではない。)

なので、ドコモの場合は、スマホ+タブレットとか、スマホ+モバイルルーター、とかでのGBのシェアになります。

※テザリングとは違い、別にSIMカードを用意してそれをスマホ以外の機種に挿して、その機種単体でネット接続したいって時のシェアです。

ただ、その場合は別途LINEモバイルのデータSIMを契約、とかで良いんじゃないかなとは思います。ピーク時の速度の違いはありますが。
(→LINEモバイルの1GBは500円で安いからタブレット等2枚目にも便利

安くするには?

ドコモを安く使うには主に以下の様な事があります。ここもギガライト・ギガホどっちでも共通です。どっちのプランでも同様に割引されます。

  1. 家のネットをドコモ光に切り替える
  2. 家族みんなドコモにする
  3. ドコモを長年使う
  4. クレジットカードをdカードGOLDにして年間100万円使う

家のネットをドコモ光に切り替える

ドコモを安く使うには、家のネットをドコモ光にするのがまず1つあります。

これをやると、ドコモ光セット割が適用されて、ドコモのスマホ料金が最大毎月1000円引きになります。

全員に対しての割引です。

ただ、ギガライトの1GBまでの月は割引なしです。

ギガライトの3GBまでの月なら全員が月額500円引きになります。3980円→3480円。

5GBまで、7GBまでの月なら全員が月額1000円引きになります。4980円→3980円。5980円→4980円。

ギガホも全員が1000円引きです。

これやると一気にお得感が出て来ます。

今自宅がフレッツ光ならばそのまま転用できるので、切り替えの敷居は低いです。

速いドコモ光なら【GMOとくとくBBのドコモ光】

家族でドコモにする:みんなドコモ割適用

安く使うには他にも、家族でドコモにするってのもあります。

家族みんなドコモにするってパターンです。

これやると、みんなドコモ割っていう割引(家族割)で、2回線なら各々が毎月500円引きになります。

ギガライトの3GBまでの月(通常3980円)は、回線1:3480円、回線2:3480円、とどちらも500円安くなります。

上述したドコモ光もやってる場合は、回線1:2980円、回線2:2980円、になります。

家族で3回線以上がドコモって場合だと、より割引額が大きくなり、各々毎月1000円引きされます。これもでかいです。

例えば、家族4人の場合、(全員ギガライトで3GBまでとして計算)、回線1:2980円、回線2:2980円、回線3:2980円、回線4:2980円です。

キャリアの回線で3GB使えて2980円は選択肢になるかと思います。

ドコモ光にもしたって場合は、回線1:2480円、回線2:2480円、回線3:2480円、回線4:2480円です。

また、ドコモ光自体も2年定期契約の更新のたびに、dポイントが3000ptもらえます。(半年で失効の期間・用途限定ポイント。)

なので、ドコモの新料金プランは、安く使うには、ドコモ光も併用、家族でまとめる、はかなり重要度高いです。

割引が複数あっていくらになるのかいまいち分かんないって時は、ドコモのHPの料金シミュレーションで、これらも含めて簡易シミュレーションできます。

また、使い始めた後に疑問が出て来たって時はドコモお客様サポートとかに電話して聞けばOKです。

請求された料金の内訳等の確認方法としてはマイドコモにログインすれば過去のも含めて確認できます。

なので、どんくらいの支払いで、どういう内訳で、どういう割引が適用されてるか等もちゃんと確認できます。

家族割の適用範囲は?

家族割の適用範囲は、3親等までで、離れた家族(住所が違ったり兄弟・兄弟の配偶者等)もOKです。

なので、家族でまとめるのもそこまで回線数限定されずにできます。

全国どこでも最大20回線まで3親等の範囲ならOKです。同一ファミリー割引ってので適用範囲がめちゃ拡いです。

ずっとドコモ特典で誕生月にポイント手続き

他にも、安く使うというか、長年使う・長年ドコモを使ってる、なら、実質的にはもうちょい安くなります。

「ずっとドコモ特典」っていう長期利用者に対しての、年1のポイント付与があるので。

毎年、誕生月から半年以内の申請でポイントがもらえます。期間・用途限定のdポイントです。半年で失効。

ただ、dポイント加盟店で使えますし、d払いでも使えるポイントなので、特に問題なく使えるポイントです。(ローソンとかで使えばOKです。)

利用年数に応じて以下表の様に500pt~3000ptのdポイントがもらえます。

dポイントクラブのステージ もらえる期間・用途限定のdポイント
プラチナステージ
(15年以上or6ヶ月で10000pt以上のdポイント獲得者)
3000pt
4thステージ
(10年以上or6ヶ月で3000pt以上のdポイント獲得者)
2000pt
3rdステージ
(8年以上or6ヶ月で1800pt以上のdポイント獲得者)
1500pt
2ndステージ
(4年以上or6ヶ月で600pt以上のdポイント獲得者)
1000pt
1stステージ
(4年未満or6ヶ月で600pt未満のdポイント獲得者)
500pt

合計dポイント獲得の計算には期間・用途限定のポイントやdカードGOLD特典で付与される物などは対象外。

誕生月の半年以内に、自分で、dポイントクラブサイトまたは専用ダイヤル(*8470)で獲得手続きをする必要があるので注意しておいて下さい。

誕生日来たらdポイント系でやる事あるんだったって覚えとけばOKかと思います。ポイント自体は手続き後即時もらえます。dポイントのアカウントで手続きするのですぐもらえます。

3000ポイントならスマホの月額が月250円引きみたいな感じになります。

はじめてスマホ割ってのもある

あとは、はじめてスマホ割ってのもあり、これは、ドコモケータイ(ドコモでのガラケー)を18ヶ月以上使ってる人がスマホに乗り換えすると、毎月1000円引きっていう割引です。

なので、スマホにしよっかなって方は別枠で割引があります。

ドコモの料金の支払いクレジットカードをdカードGOLDにする

あとは、ドコモの料金の支払いに使うクレジットカードをdカードGOLDにして年間100万円使う事でも安くできます。

dカードGOLDは年会費10000円+税のクレジットカードです。
出費が年10000円+税。

が、2年目以降は、年間100万円使うと10000円相当の特典(機種変更で使えるクーポン等。年間200万円なら20000円相当の特典)があるので、年会費分はチャラって感じになります。

それでいて、dカードGOLDでの支払いだと、ドコモの月額&ドコモ光の月額が1000円につき100ポイント貯まります。
(スマホ本体代の分にはつかないです。月額関係のみ。また、1000円につき、なので、1000円区切り以下の部分は破棄な事に注意しておいて下さい。)

≒スマホ&ネット代がおよそ10%引き

年間のスマホの月額、ネット代に対して10%なので、もはやこれだけでも結構な実質の割引になります。

あとは、購入後3年間最大10万円まで、スマホ本体が偶然の事故により紛失・盗難等や、修理不能(水漏れ、全損)の時とかにも補償があるクレジットカードです。
(同一機種・同一カラーの携帯電話再購入費用の一部を補償)

なので、支払いをdカードGOLDにすると安くできます。

dカードGOLDは後払い式の電子マネー「iD」が使えます。使い方はQUICPayと同様です。

データ繰り越しはない

ギガホ、ギガライト共に、GBの繰り越しはないです。

ギガホで今月20GBだったから来月10GB繰り越しで40GBからスタート、とかはないです。

ギガライトも今月2GBだったから月額変わる3GBまでの残り1GBが来月に繰り越されて、来月は1GB無料でスタート、とかはないです。

iPhoneの料金

2019年10月時点でのドコモオンラインショップでのiPhoneの料金は以下です。

  • iPhone 11 128GB:95040円(24ヶ月目にスマホおかえしプログラムを利用する場合は63360円)
  • iPhone 8 64GB:47520円
  • iPhone 7 32GB:32560円

ドコモオンラインショップではiPadとかも買えます。

って事で、ドコモの新料金プランのギガライト、ギガホについてでした。

再度まとめると以下が今のドコモの料金プラン(2019年10月スタートのプラン)の契約内容です。

ギガライト ギガホ
GB 7GBまでの段階制 30GB
月額 1GBまでは月2980円
3GBまでは月3980円
5GBまでは月4980円
7GBまでは月5980円
(奇数毎に1000円増える)
月6980円
半年間は5980円
電話
オプション
5分かけ放題:月700円
時間無制限のかけ放題:月1700円
縛り 定期契約あり・なしの選択制
ありだと2年間で、解約金は1000円
なしだと月額が170円あがる
(なしでdカード系での支払いだと170円引きで同額になる)
家族割 2回線なら各々毎月500円引き
3回線以上は各々毎月1000円引き
ドコモ光 1GBまでの月:割引なし
3GBまでの月:全員500円引き
5GB・7GBまでの月:全員1000円引き
(これがでかい)
長期割 年に1回500pt~3000ptもらう申請ができる
dカードGOLDでの割引 ドコモの月額、ドコモ光の月額を1000円毎に100ポイント
年間100万円の利用で10000円相当の特典
スマホ本体への補償
年会費10000円のクレジットカード

まとめると、ドコモは、家族でドコモにかためて、ネットもドコモ系にして、クレジットカードもドコモにしてってすると安くなるって状態になってます。

ドコモ光& dカードGOLD

大概の人は月3GBもあればOK、3GB使ってないって人も多いので、ギガライトで上記の様に固めて使えば、以前よりも安く使える様になってます。

とりあえず、プランはすごい分かりやすくなりました!

次ページ→スマホの月額を5000円以下にするにはどんなプランがある?

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