端末等代金分割支払金の明細画面

LINEモバイルやmineo等の格安SIMの月額を知って乗り換えたくなっても、「スマホの分割払い終わってないしな~」とか、「携帯の残債まだあるんだよな~」ってなって移行を断念する事があると思います。

が、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で買ったスマホの分割払いが残っていたとしても、ちゃんとmineoやLINEモバイル等、格安SIMには乗り換えられるので、そのまま移行作業を進めちゃってOKです。

ちゃんとキャリアを解約して番号そのままで移れますし、そのスマホはそのまま使えます。

ただ、後々毎月引かれるはずだった「端末代金の割引額」は消えます。

残ったスマホ本体の代金は、キャリア解約後も分割払いの状態で払えます。

勝手に一気に支払う事にはならないです。
自分で一括払いに変更する事は可能です。

とりあえず、今現在キャリアでスマホの分割払いの途中だったとしても、ちゃんとLINEモバイルやmineoに乗り換えられますし、分割のまま支払っていく事が可能ですし、本体代金を払っている期間もちゃんとスマホが使えるので、安心してOKです。

キャリアを解約後も分割払いは可能

キャリアを解約後も分割払いはそのまま可能です。

私の友人はソフトバンクで買ったiPhoneの残債がある状態で格安SIMに移行しましたが、分割のまま払ってます。

解約後は端末代金の割引は消える

キャリアを解約した後は、端末代金の割引は消えます。

今までは、「スマホ本体の代金を請求される&端末代金の割引適用」という感じで支払っていました。

が、LINEモバイルやmineoに乗り換える場合は、この「端末代金の割引」がなくなり、スマホ本体の代金の請求だけが残る様になります。

「端末代金の割引」はドコモで言ったら「月々サポート」という名称の物の事です。

:スマホ本体の分割払いの額3500円/月、割引額2000円/月の場合

キャリアの時→3500円-2000円=1500円/月、実質「月に1500円」がスマホ本体の分割代金だった。
格安SIMに移行した→割引がなくなるので、支払い終えるまで「月に3500円」を払う事になる。

ただ、今までもこの割引は受けてきたので、スマホを一括で買った状態よりは全然安くなってます。

上記の例だと、仮に今まで1年使ってきたならば、「12ヵ月×2000円=24000円」の本体代の割引はもう受けてきたので。

支払い途中で移行してもスマホはちゃんと使える

スマホ本体代の支払い途中でLINEモバイルやmineoに移行しても、そのスマホはちゃんと使えます。

電話もネット通信もできます。

とりあえず分割払いしてる最中だったとしても、心配しなくてOKです。

こっからの支払い

こっからの支払いは、スマホ本体代の月賦払いはキャリアへ(ドコモ、au、ソフトバンクへ)、契約回線の月の支払いはLINEモバイルやmineoへ、という状態になります。

分割回数はそのまま

分割回数はもちろんそのままです。

解約した時点で(MNP転入が完了した時点)、残っている分割の回数分を払い終えるまで、キャリアからのスマホ本体代の請求は続きます。

残り5回なら、5カ月払います。

で、その後は、キャリアへ支払う料金はなくなり、ラインモバイルやマイネオの月の支払いだけになるって状態です。

LINEモバイルの1GBだったら月に1200円+税がスマホの月額になり、mineoの3GBだったら月に1600円+税がスマホ関係に払う基本料になります。

格安SIMはほぼクレジットカード払いです。

クレカは、JCBカードW(色んな所で高還元)とかエポスカード(年会費無料でゴールドが可能)がおすすめです。

SIMロック解除は101日以上

SIMロック解除対象機種だったとしても、100日経過していないとSIMロック解除できないので(101日目以降にSIMロック解除可能)、購入時期を忘れちゃった方は、確認する様にして下さい。

ドコモやauの方は必須という訳ではないので、特にソフトバンクの方。

ずっとLINEモバイルのソフトバンク回線で良い!って場合はソフトバンクの方も必須というわけではないですが。

ただ、SIMロック解除すると選択肢増やせるので、やった方が良いとは思います。

関連:SIMロック解除したiPhoneはドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線どの格安SIMでも使える

分割残ってる時に迷っちゃった時のまとめ

という事で、分割残ってる状態での格安SIM乗り換えに関してでした。

スマホや携帯の分割払いが終わってないと、LINEモバイルやmineoに移行できないのかな?みたいな感じで不安になる事があると思いますが、心配しなくてOKです。

移行可能です。

そのまま分割払いの継続も可能で、スマホもちゃんと使えます。

ただ、上述した様に、キャリアからの毎月の割引は消えるのでそこだけは注意して下さい。

乗り換えるタイミングとしては、上記の「消える端末代金の割引」の他に「解約手数料」も加味し、「キャリアのまま過ごした時の総額」と、「LINEモバイルやmineoの月額で過ごした総額」とを比較して考える事になります。

両社の主なGBの月額と使用回線は以下です。
LINEモバイルとmineoの月額と回線(ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線)

ただ、ほとんどのタイミングで半年あれば充分に元が取れて、その後は節約って状態になるので、私のおすすめとしては、「乗り換える気になった時」がタイミングって感じです。

それぞれの申し込み方を前もって知りたいって場合は「mineoの申し込み方法」・「LINEモバイルの契約方法」をご覧下さい。

また、mineoとLINEモバイルを例にして記載しましたが、分割払いが終わっていなくても乗り換えられるのは、下表にある様なその他の格安SIM(mineoやLINEモバイル以外のBIGLOBEモバイルやIIJmio等々)でも同じです。

乗り換える場合には、目当ての会社のHPの「動作確認済み端末のページ」を見て、自分が今使っているスマホが掲載されているかは確認する様にして下さい。じゃないと乗り換え後にちゃんと使えるかは確定しないので。
今持ってる自分のスマホが格安SIMの対応端末なのかどうかの確認方法

次ページ→格安スマホにする際にLINEの引き継ぎが必要なのは本体変える場合だけ。

各社の使用回線と3GBの月額比較表

回線 格安SIM会社 音声3GBの月額
au UQモバイル 1980円
WiMAXと併用すると1680円
2回線目以降は1480円
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
BIGLOBEモバイルを見る 1,600円
ドコモ OCN モバイル ONE 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月)
ワイモバイル Y!mobileを見る 半年間:1980円
それ以降:2680円
(10分かけ放題付き)
おうち割(光回線と併用)で月500円割引
2回線目以降は、
半年間:1480円
それ以降:2180円
(10分かけ放題付き)
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
IIJmioを見る 1,600円
ドコモまたはau 楽天モバイル 1,600円(3.1GB)
または
1年目:1480円/月
2年目:2980円/月
(10分かけ放題付)
のスーパーホーダイ
(2GB)

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