「So-netのWiMAXを検討しているけど、スピードが遅かったら嫌だな~」って感じている方もいると思います。
ただ、WiMAXでは通信速度が遅いとしたら、回線の不具合ではなく、通信制限が引き起こされている可能性が高いです。
So-netのWiMAXに限らず他のプロバイダでも一緒ですが、一定のデータ使用量を超えると速度制限がされます。
iPhoneやAndroidのスマホを使っていて、月間の上限量に達してネットに接続するスピードが遅くなったという経験がある方は多いのではないでしょうか。
So-netのWiMAXの通信制限も、スマホの通信制限も基本的には一緒です。
その条件が微妙に違うってだけで。
So-netのWiMAXで通信制限されたら使い物にならないくらい遅いかどうか、は、加入しているプランや利用しているモードで違いがあります。
この記事ではSo-netのWiMAXの通信制限関係について記載しているので、制限時の速度に不安があるって場合には申し込み前に確認しておいてください。
Flatツープラスは1ヵ月合計で7GBを超えると通信制限
So-netのWiMAXの料金プランは、大きく分けると「Flatツープラス」と「Flatツープラス ギガ放題」の2種類です。
Flatツープラスは1ヵ月間でのデータ使用量の上限が7GBと設定されてるプランです。
なので、7GB以上使用すると通信制限が起こります。
今申し込める新回線のWiMAX2+では7GBを超えると128kbpsまで速度が低下します。
なので、Flatツープラスにするって場合には通信量には注意する必要があります。
128kbpsのスピードってどのくらい遅いの?
128kbpsというスピードがどのくらい遅いのか、以下に目安をまとめてみました。
- ブログのトップページを立ち上げるだけでも時間がかかる
- 画像の多いホームページを閲覧するのはストレスが溜まる
- Googleマップは現在地を表示させるまでに3分以上はかかる
- YouTubeは低画質の動画を読み込み始めるのですらキツい
- Twitterはタイムラインの読み込み量が多いほど時間がかかる
- LINEのやり取りやスタンプは割とできる
128kbpsまで速度が低下すると、インターネットでやる事のほとんどがほぼ使い物になりません。
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のスマホで通信制限された時の速度も128kbpsで同じです。
なので、どのくらい遅いのか(スマホで何ができて何ができないか)は、体感として理解がある方も多いと思います。
そのため、So-netのWiMAXのFlatツープラスに加入する方は、1ヵ月で7GBを超えないように上手く調整してください。
Flatツープラス ギガ放題で3日間で10GBを超えると通信制限
「So-netのWiMAXのFlatツープラス ギガ放題プランの方は無制限だから遅くなる事はないんだよね?」って疑問に思う方もいると思います。
ギガ放題は、1ヵ月間でのデータ通信量の上限は設定されていません。
が、3日間トータルで10GBを超えていると速度制限が起こります。
ので、ギガ放題プランでも使い方によっては通信制限されるってのは覚えておいて下さい。
ただ、そこまできつくない速度&期間
ただ、ギガ放題プランの通信制限は、そこまできつくない速度&期間、での制限です。
- 送受信の最大速度が1Mbps程度に制限される
- 18時頃から翌日2時頃までの間が制限される期間(翌日の「ネットワーク混雑時」)
Flatツープラス(7GB)の時の速度制限の「128kbps」と比較してみると、1Mbpsはかなり緩くなっています。M(メガ)です。
1Mbps≒1000kbpsです。8倍弱。
1Mbps程度のスピードが出てれば、ホームページの閲覧や低画質の動画の視聴は十分に可能です。
制限される期間は「翌日のネットワーク混雑時」なので、1日ずっとってわけでもないです。
ただ、場合によっては翌日の2時までではなく、朝方の6時頃まで通信制限が継続されるケースもあります。
まぁ寝てればOKですが。
上記の様な点を加味すると、通信制限やネットのスピードが遅くなるのが嫌って方は、So-netのWiMAXはFlatツープラスではなく、Flatツープラス ギガ放題と契約した方が良いかと思います。
毎月発生する月額料金にはそこまで大きな違いがありませんので、So-netのWiMAXのFlatツープラス ギガ放題で快適なインターネットを楽しんでみてください。
3日間で10GBは仕事してて週休2日だったり一人暮らしなら基本超えない量
3日間で10GBは、通常の利用ならほとんどの方が超えないGB量です。
特に日中は仕事してたり、週休2日で長くても2日間のネット多用期間とか、一人暮らし・夫婦での利用、等ならば。
が、高画質のYouTubeの動画を長時間続けて視聴したり、長時間に渡ってテレビ電話をしてたりって使い方だと超える事はあるのでそういった使い方を考えている場合には、WiMAXの利用は注意して下さい。
また、同じWiMAXの契約回線でネットをする人数が多いと3日で10GBは普通に超える事もあります。家族で使っていて何台もWifiに繋げて結構使っている場合等。
au回線(ハイスピードプラスエリアモード)で合計7GBを超えると通信制限
また、So-netのWiMAXは、上記の通信制限に加えて「ハイスピードプラスエリアモード」の利用が月合計7GBを超えた時も速度が遅くなります。
ハイスピードプラスエリアモードはau回線を使ったネット接続、です。
ハイスピードプラスエリアモードの利点は「WiMAX2+の電波が入らない場所でもモバイルWiFi経由でネット接続ができる」って部分です。
auのエリアはかなり広いので(プラチナバンドは人口の99%をカバー)、WiMAX2+の電波が圏外だとしても、ハイスピードプラスエリアモード(au回線でネット接続)を使えばインターネットに接続できます。
使うには、端末操作で自分で切り替えて使います。
外出時などに使う場合が主で、「あっここWiMAX圏外だ→au回線でネット繋ごう(=ハイスピードプラスエリアモードにしよ)」って使い方をします。
で、このau回線の時のネット接続のGBの合計が月7GBを超えると、通信制限がされます。
その月の速度制限はWiMAX2+での利用時にも影響します。(au回線じゃなく通常のWiMAXに戻した時にも遅い。)
ハイスピードプラスエリアモードの使いすぎによるSo-netのWiMAXの速度制限には十分に注意する様にして下さい。
という事で、So-netのWiMAXで通信制限されたら使い物にならないくらい速度遅いの?って疑問に関してでした。
7GBプランで通信制限されたら使い物にならないくらい速度遅いです。で、期間は翌月まで、です。
ギガ放題プランで通信制限されたら使い物にならないわけではないです。1Mbps。
期間は翌日のピーク時(夕方~深夜にかけて)、です。それを超えるとまた戻る(この時も3日で10GBです。)って感じで使えます。
また、通信速度はエリアや、電波状況等によっても左右されます。
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