格安SIMにするにあたってクレジットカードが必要だから作成するって場合、使い方とか不安な部分への疑問とか、申し込みの仕方とか、作成にあたって色々と疑問が出てくると思います。

なので、この記事では、「クレジットカード作りたいけど疑問がいっぱいある!」って人向けのクレジットカードの基本的な事を記載します。

長いので、必要な部分だけ選んで読んで下さい。

■目次

  1. 危なくないの?編
    1. 不正利用は60日前までさかのぼって補償される
    2. ネットはクレジットカード番号(会員番号)と有効期限だけじゃなく裏面のセキュリティコードも必要
    3. ネット通販が対応してれば本人認証もある
    4. リアルタイムじゃないけど利用明細(アプリで見れる)で、いつ、どのお店(ネット含む)で、いくら使ったか確認できる
    5. 全てのお店じゃないけどエポスカードの場合は登録してればメールが届く(これはほぼリアルタイム)
    6. URLがhttpsになっているか確認する
    7. クレジットカード番号を入力するURLがそのサイトのURLになっているか確認する
  2. 支払い編
    1. クレジットカード払いできるのは国際ブランドのロゴマークが置かれてる加盟店
    2. ネット通販も同様で自分のクレカの国際ブランドが記載されているかどうかで判断できる
    3. 支払い時には「一括で。」と伝えてカードを渡す
    4. 暗証番号を機械に入力して「確認」を押すorサインをする
    5. 少額決済の所では暗証番号入力が省かれるお店もある
    6. 例外あるけどポイントカードは併用できる(Tカードや楽天ポイントカード等)
    7. いつ引き落とされるの?
    8. いつからいつまでが引き落とし分なの?
    9. ショッピング枠って何?
    10. 増枠の申し込みも減枠の申し込みもできる
    11. リボ払いって何?
  3. あらかじめ知っておくと良い様な事ある?編
    1. 裏面に自分の名前を書く
    2. 何かしらには毎月使っている状態にする
    3. アップグレードもある
    4. 貯まったポイントは交換して使う
    5. ポイントには有効期限がある
    6. 分からない事があったらカードデスクに電話して質問できる
    7. 海外旅行傷害保険はクレジットカードの分だけじゃ基本足りない
    8. 利用付帯・自動付帯の意味
    9. 対象外の物もあるけどショッピングガード保険は自分が買った物に対しての補償
  4. 申し込み編
    1. キャッシング枠って何?
    2. 電子マネーのチャージでポイントが付くかは調べてからクレジットカードを作成
    3. 特約店があるクレジットカードもある
    4. インビテーションもある
    5. 優待・割引サービスが使えるクレジットカードもある
    6. 追加カード(ETCや電子マネーや家族カード)

危なくないの?編

クレジットカードを初めて使う場合、「危なくないの?」って疑問が出る事があると思うので、それ系について記載します。

不正利用は60日前までさかのぼって補償される

クレジットカードが不正利用された場合には、60日前までさかのぼって補償されます

ほぼほぼ全部のクレジットカードですが、例外があるかも知れないので一応申し込み前に公式HPで確認しておいた方が良いです。

エポスカードやJCB CARD Wは補償されるクレジットカードです。

ネットはクレジットカード番号(会員番号)と有効期限だけじゃなく裏面のセキュリティコードも必要

ネット通販でクレジットカードを使うのが心配って事もあると思いますが、ネット通販では、「クレジットカード番号(会員番号)」と、「有効期限」を自分で入力し、(これらはクレジットカードのおもて面に記載されています。)、カード裏面の「セキュリティーコード」も入力します。

なので、クレカの表面だけでなく、裏面の情報も必要になっています。

ネット通販が対応してれば本人認証もある

また、更に、そのネット通販サイト(Amazonだったり楽天市場だったり)が、「本人認証」に対応していて、クレジットカード自体も「本人認証」に対応している場合、最初の「クレジットカード番号の登録」の時に、本人認証の画面になります。

本人認証には、自分で決めたパスワードが必要になります。

なので、ネット通販でクレカを使うには、まず表面の情報が必要、次に裏面の情報が必要、で、サイトによってはパスワードが更に必要、ってなってます。

リアルタイムじゃないけど利用明細(アプリで見れる)で、いつ、どのお店(ネット含む)で、いくら使ったか確認できる

また、クレジットカードで支払った金額は、そのクレジットカードのマイページ(エポスカードだったらエポスNET、JCB CARD WだったらMy JCB)の「利用明細」で確認できます。

利用明細への反映はリアルタイムではないですが、1ヶ月かかる事はないので、前述した「60日前までさかのぼって補償」と合わせて、自分が使った物でなければ支払う事にはならない様になっています。

大概は1~2週間で反映されます。使ったお店がクレカ会社へ請求した場合に反映される様になってるみたいです。自分が使ったタイミングではなく。

利用明細では、いつ、どのお店(ネット通販含む)で、いくら使ったか、が一決済後毎に確認できる様になってます

全てのお店じゃないけどエポスカードの場合は登録してればメールが届く(これはほぼリアルタイム)

また、エポスカードの場合は、サービス利用の登録をしておけば、月払いの物以外などは、また、全てのお店ではないですが、クレカを使った時にほぼリアルタイムでメールが届く様にもできます。

なので、安心しやすいかと思います。

URLがhttpsになっているか確認する

ネット通販サイトでクレジットカード番号を入力する時には、そのサイトのURLを見て、https、とhttpの後ろに「s」がついているかを確認して下さい。

大手のネット通販なら、ほぼほぼhttpsになっていますが、かなり珍しめな通販サイト等ではちゃんと確認した方が良いです。

クレジットカード番号を入力するURLがそのサイトのURLになっているか確認する

また、クレジットカード番号を入力する時には、その入力するページのURLが、自分がクレジットカードを使いたいサイトのURLになっているかちゃんと確認する様にして下さい。

その通販サイトの○○.co.jpとかの部分がちゃんとURLにあるかどうかです。

ただ、決済方法だけ別のサービスを利用しているって所もあるので、その場合には、その決済サービスで問題ないならば、その決済サービスのURLになっているかを確認して下さい。

支払い編

クレジットカードを初めて使う場合、「使い方が分からない・・・。」ってなる事があると思うので、それ系について記載します。

クレジットカード払いできるのは国際ブランドのロゴマークが置かれてる加盟店

クレジットカード払いできるのは、自分のクレジットカードの「国際ブランド」の「加盟店」です。

国際ブランドは、「JCB」「VISA」「Mastercard」等の事です。

加盟店かどうかは、レジ横のステッカーや受付の所に「国際ブランドのロゴがあるかどうか」で判断できます。

エポスカードの国際ブランドは「VISA」です。=VISAマークがある所で使える。

JCB CARD Wの国際ブランドは「JCB」です。=JCBマークがある所で使える。

ネット通販も同様で自分のクレカの国際ブランドが記載されているかどうかで判断できる

ネット通販も同様で、自分のクレカの国際ブランドがそのネット通販の決済ページ等に記載されていればそのサイトで使えます。

ただ、JCB、VISA、Mastercardなら日本ではほぼほぼ使えます。

ネット通販はクレジットカードによってはより還元高く利用できる事があるので、最初にそのクレカの公式HP等でネット通販の買い方等を調べてから使う様にして下さい。

支払い時には「一括で。」と伝えてカードを渡す

実店舗でクレジットカードで支払う時には、レジに行き、今まで現金を出していたタイミングで、「一括で。(いっかつで)」と伝えながら、クレジットカードを店員さんに渡します
(自分の目で見える場所のみで。)

暗証番号を機械に入力して「確認」を押すorサインをする

次に、店員さんから機械への暗証番号の打ち込みを求められるので、申し込みの時に自分で決めた「暗証番号」を機械に入力し、「確認」ボタンを押します。

これで「クレジットカード払い」が完了です。

利用明細とクレジットカードが手渡されます。

暗証番号の代わりにサインをするお店もあります。

どちらなのかは機械を導入しているかどうか等によります。

少額決済の所では暗証番号入力が省かれるお店もある

少額決済の時には、暗証番号入力が省略される店舗もあります。

なので、カードを渡す→店員さんがカードを機械に通す→支払い終了でカードを手渡される、って流れの時もあります。

コンビニだったり、スーパーだったりは省略される状態になっている事が多いです。

これも店舗がどうしてるかによって異なります。

例外あるけどポイントカードは併用できる(Tカードや楽天ポイントカード等)

また、クレジットカードとポイントカードは基本併用できます

Tカードだったり、楽天ポイントカード等とクレジットカードの併用です。

クレジットカードによっては特定のお店では併用できないって例外的になってる事もありますが、基本的には併用できます。(お店の公式HPなどで確認する事が可能です。)

なので、エネオスでTカードでTポイント貯めながら、エポスカード払いやJCB CARD WのQUICPay払い等って事もできますし、マクドナルドで楽天ポイント貯めながら、Suica払いしたり、QUICPay払いしたりって事もできます。クーポンなんかも基本併用できます。

いつ引き落とされるの?

クレジットカードを使った分の支払いは、カード会社によって決まっている毎月の引き落とし日に、登録した銀行口座から引き落とされて使っていく事になります。

何日なのかはクレカ会社によって違います。

エポスカードの場合は毎月27日(または4日)で、JCB CARD Wの場合は毎月10日です。

支払日に引き落としができないと、自分の信用情報※に遅延があった事が載る事があるので、必ず登録銀行口座には預金が入っている状態にしておく様注意して使って下さい。

スマホの分割払いの申請の時だったり、ローン申し込みの時だったり、他のクレジットカードの申し込みの時だったりに、ちゃんと支払える人なのか?等々の確認のために参照されたりする物です。一定期間記録されます。

いつからいつまでが引き落とし分なの?

クレジットカードを使った分は、「締め日」までの1ヶ月間、が翌月の引き落とし日、に引き落とされます。

締め日がいつかはクレジットカード会社によって違います。

JCB CARD Wの締め日は15日で、引き落とし日が10日です。

なので、毎月16日~翌月の15日までの利用分、が、その翌月の10日(締め日を過ぎた後の10日)に引き落とされる、ってのが続く状態で使う事になります。

エポスカードの締め日は、27日の引き落としなら、27日になってます。

なので、毎月28日~翌月27日までの利用分が、更に次の月の27日(締め日の27日を過ぎた後の27日)に引き落とされます。

ショッピング枠って何?

クレジットカードには「ショッピング枠」という物があります。

これは、自分がそのクレジットカードで買い物できる限度額です。

まだ引き落とされていない額の合計の上限額、です。

例えば、ショッピング枠30万円、ならば、そのクレジットカードでは、引き落とされていない額の合計が30万円までなら買い物できます。

10万円使ったならば、次の引き落とし日までに使える額が20万円になります。

で、申し込みの時に登録した銀行口座から引き落とされたら(クレジットカード会社への支払いが完了)、その時点で、ショッピング枠が回復します。

前月の合計が8万円ならば、8万円分の枠が再度使える様になります。

ショッピング枠がどのくらいになるかはクレジットカード会社が決め、申し込みが完了し、クレジットカードを発行したら、そこで、やっと自分のショッピング枠がどのくらいなのか、が分かります。

増枠の申し込みも減枠の申し込みもできる

ショッピング枠は、増枠と言って、枠を増やす申し込みをする事もできます。

ただ、必ず増えるわけではなくこれもクレジットカード会社の判断になってます。

クレジットカードを使っていると、自動的にショッピング枠が増えている事もあります。

逆に、ショッピング枠を減らす、減枠、の申請もできます。

これはほぼほぼ減枠できます。

減枠するのは、こんなショッピング枠があるのは心配って時だったり、その他のクレジットカードを作る時なんかにも、こんなショッピング枠は必要ないって場合等々です。

リボ払いって何?

リボ払いは、毎月の支払い額を自分で決めた一定額にして支払っていけるってサービスです。

ただ、手数料がかかるので超注意して下さい。

基本的には、リボ払いは使わなくて良いです。

あらかじめ知っておくと良い様な事ある?編

初めてのクレジットカードを作るって場合、「あらかじめ知っておくと良い様な事ある?」って疑問が出る事があると思うので、それ系について記載します。

裏面に自分の名前を書く

クレジットカードが届いたら、クレジットカードの裏面に自分の名前を記入しておきます。

支払い時にサインを求められた場合には、ここに記載した物を、署名の欄に記入する事になります。

ただ、これはクレジットカードが届いた時に同梱されている紙等に記載されているので、覚えてなくても大丈夫です。

何かしらには毎月使っている状態にする

クレジットカードは、どれだけ少額でも良いので、何かしらには毎月使っている状態にしておくのが良いです。

これから先にクレジットカードを2枚目、3枚目などと作っていくと思いますが、複数枚になった時にも、どのカードも何かしらには毎月使っている状態にします。

なので、一枚のカードにつき月払いの物を最低一つは登録しておくっのが推奨です。

個人賠償責任保険(月払い。エポスカードもJCB CARD Wもどっちも少額では入れます)とか、格安SIM(月払い)とか。

他にも、電気代とか、ネット代とか、作ったクレジットカードの枚数に応じて、月額払いの支払いの登録を最低一つはやっておくのが良いかと思います。

これは、前述した「信用情報」に「利用があったかどうか」が一定期間載るためです。

アップグレードもある

クレジットカードは、作ったクレジットカード会社の上位カードへの「アップグレードの申し込み」ってのもできます

JCB CARD Wだったら、上位にはJCBゴールドだったり、JCBプラチナだったりがあります。

なので、今はいらないけどもしかしたら後々欲しくなるかも、ってカードが現時点であるなら、そのクレジットカードの下位のカードだったりを作って、そのクレジットカード会社の利用実績を積み上げておくのを推奨です。

貯まったポイントは交換して使う

クレジットカードで貯まったポイントは、そのままでも使えるクレジットカードもありますが、何かに交換して使う、っていうクレジットカードが多いです。

クレジットカードを作ると、基本、ネットでマイページにログインできる様になります。

ポイント交換はこの「クレカのマイページ」から行います

マイページには、自分がクレジットカードを使って貯まったポイントが記載されているので、そのポイントを使って、交換できる物の中から自分で好きなのを選んで申請します。

交換と言っても、物だけじゃなく、ポイントを他のポイントに交換、とかができます。

その際には、交換レートが良い交換先があるので、そういったのに交換すると、よりお得にクレジットカードを使えます。

例えば、1ポイントが1.2円相当で使えてる事になる交換先の物と、1ポイントが1円相当で使えてる事になる交換先の物とでは、1ポイント1.2円相当の物に交換した方がレート的には良いので(利用用途的に問題ないならば)、そっちを選んだり、ってします。

2000ポイント貯まったとして、1.2円相当のに交換したら2400円相当ゲットになりますが、1円相当の物に交換したら2000円相当ゲットって事になり、400円相当のお得度の差が出るので、そのために交換先を選んで交換します。

ただ、使いにくいのに交換したら、ただ単に労力増えて面倒なので、利用のしやすさが微妙だったら、使いやすい交換先を選ぶのが良いかと思います。

エポスカードでは、ポイントをプリペイドカードにチャージして使ったり、クオカードに交換して使ったりするのがお得で使いやすいです。

JCB CARD Wでは、ポイントを、nanacoポイントに交換して使ったり、Tポイントに交換して使ったりするのがお得&使いやすいです。

ポイントには有効期限がある

クレジットカードの利用で貯めたポイントは、基本有効期限があります。

有効期限は、「1年」って物もあれば、「2年」って物もありますし、「ポイント利用の最終日から1年」、等の様になってる物もあります。

なので、作るクレジットカードのポイントの有効期限は調べて覚えておいて下さい。(マイページやメールでも確認はできます。)

中には、ポイント有効期限が無期限って物もあり、エポスカードの上位カードのエポスゴールドカードはポイントの有効期限がないクレジットカードです。

分からない事があったらカードデスクに電話して質問できる

クレジットカードを作ったけど、カード内容について分からない事がある、ってなった場合には、そのクレジットカードのお客様サポート的な所(カードデスクと言います。)に電話すれば、カード内容についての質問には答えてくれます。

海外旅行傷害保険の事とか、ポイントの事とか。

カードデスクは、万が一クレジットカードを紛失してしまった時の利用停止の連絡だったり、不正利用についての連絡なんかでも電話する事になる所です。

海外旅行傷害保険はクレジットカードの分だけじゃ基本足りない

クレジットカードには、「海外旅行傷害保険」っていう海外旅行時の保険がついているカードもあります。

海外は医療費がかなりの高額になる事があるのでそれに対する保険です。

保険の中で特に重要な項目は、「傷害・治療」の項目だったり、「救援者費用等」の部分だったりなのですが、これはクレジットカードの分だけじゃ補償額が基本足りないです。

なので、クレカに付帯する海外旅行保険についてはプラスアルファ程度で考えるのが良いかと思います。

海外旅行に行く時には、一般の海外旅行保険に加入するのを推奨です。

一般の海外旅行保険とクレジットカードの海外旅行保険の保険額は合算できるので(死亡・後遺障害の項目は持ってるクレカの一番高額な補償の一枚のみとの合算)、クレカ分は上乗せで考えるのが良いかと思います。

クレカ同士も合算されます。(死亡・後遺障害の項目は持ってるクレカの一番高額な補償の一枚のみ)

ただ、携行品補償(持ち歩いている物の補償)とかはクレカの保険でまかなうってのもアリです。(クレカの場合は新品じゃなく、基本時価の再調達価額です。)

携行品補償は一般の海外旅行保険でつけると、保険料が高くなりがちな項目なので。

また、クレジットカードの中には航空機遅延保険等が付帯する物もあるので、よく海外旅行行くなら(行く様になったら)航空機系をクレカでまかなうってのもアリです。

航空機遅延保険等も保険料が高くなりがちな項目です。

乗り継ぎが多い海外旅行などでは、欠便になったり、便数の問題等によっては現地の空港近くのホテルなんかで宿泊する事になったりする事がマレにあるのですが、そん時の宿代などが保険でまかなえたりします。
航空機遅延保険等は、JCB CARD Wの上位カードのJCBゴールドなんかに付いている保険です。

また、クレカの中には、国内の保険がついている物もあります。が数は少ないのと、国内は医療保険などでそこまで必要性高くないとは思います。

利用付帯・自動付帯の意味

クレジットカードに付帯している海外旅行保険には、「利用付帯」と「自動付帯」ってのがあります。

利用付帯は、海外旅行に行く時の航空券代や公共交通機関代でそのクレジットカードを利用したら、保険の内容を適用できるって物です。

自動付帯は、海外旅行に行くにあたって、そのクレジットカードを使わなくても、保険の内容を適用って物です。自動で適用って感じです。

国内旅行保険が付帯するクレジットカードも同様です。

エポスカードは、海外旅行保険が自動付帯のクレカです。

JCB CARD Wは、海外旅行保険が利用付帯のクレカです。

対象外の物もあるけどショッピングガード保険は自分が買った物に対しての補償

クレジットカードには「ショッピングガード保険」等の名前の、「自分が買った物の偶然の事故による破損等」を補償してくれる保険が付いている事があります。

基本、壊れてもおかしくない使い方をする物や、持ち運ぶ物は保険適用の対象外です。

これは、クレジットカード会員規約や、付帯保険の別紙等々に、具体的に何が対象外か記載されています。

なので、クレジットカードで購入した物が即破損しちゃった、等の事が起きたら、この保険の事を思い出してみて下さい。
付いているクレジットカードを作った場合には。

ただ、エポスカード、JCB CARD Wにはこの保険はついてないです。

エポスカードには有料オプション(年1000円)としてはあります。

申し込み編

クレジットカードを初めて作る場合、申し込むにあたってどんな事を知っておけば良いのか不安って事があると思うので、それ系について記載します。

キャッシング枠って何?

申し込みの時に出てきますが、クレジットカードには「キャッシング枠」というのがあります。

これは、クレジットカード会社へお金を借りられる枠、の事です。

ショッピング枠が自分がクレジットカード払いできる枠なのに対して、キャッシング枠は自分がお金を借りられる枠、の事です。

これを使うと、お金を借りるって事なので、返済があり、利息払いが発生します。

クレジットカード会社にお金を借りる事はないし、借りれる状態にもしときたくないって場合には、キャッシング枠は0(ゼロ)で申し込めばOKです。

必要ないならキャッシング枠は0で

私はキャッシング枠0で申し込んでいます。

電子マネーのチャージでポイントが付くかは調べてからクレジットカードを作成

チャージが必要な電子マネーでは「チャージ作業」が発生しますが、チャージは対応しているクレジットカードならばネットからでもできます。

対応・非対応のクレジットカードがあります。電子マネー毎に。

更に、チャージに対応しているクレジットカードの中でも、クレジットカードでチャージした分の利用額にもクレジットカードのポイントが付く物もあれば、チャージには対応してるけどポイントは付かない、ってカードもあります。

なので、チャージが必要な電子マネーを多用するって場合には、チャージでポイントが付くか調べてからクレジットカードを作成する様にして下さい。

お得なので。

エポスカードはSuicaのチャージでポイントが貯まるクレジットカードの一つです。

JCB CARD Wはnanacoのクレジットチャージに対応しているクレカの一つですが、ポイントは付かないというカードです。

ちなみに、JCB CARD Wでメインで使う事になる(と思われる)「QUICPay」はチャージが必要ない電子マネーです。QUICPayを使った分にもクレジットカードのポイントが付きます。

特約店があるクレジットカードもある

また、クレジットカードの中には、特定のお店(チェーン)で、還元率がアップするクレジットカードもあります。

通常は1.2%だけども、A店では1.8%になる、B店では2.4%になる、等のカードです。

こういったのもあるので、自分がよく使うお店(というより年間での利用額が多いお店等)が、特約店・優待店になっているクレジットカードを作る事でよりお得に使えます。

JCB CARD WはAmazon、セブン-イレブン、エッソ・モービル・ゼネラル、昭和シェル石油、スターバックス等が特約店になってるクレジットカードです。

インビテーションもある

また、クレジットカードには、インビテーションと言って、条件を満たした方へ届く「上位カードへの切替の招待」がある物もあります。

条件は、明示されている物もありますし、明確にはされてなくカード会社の基準ってなってる事もあります。

エポスカードだったら、エポスゴールドカードへのインビテーションがあります。これの条件は明示されていません。

エポスゴールドカードはインビテーションから切り替えだと、最初から年会費無料で発行できます。(通常は年会費5000円)

JCB CARD Wだったら、上位カードのJCBゴールドからのJCBゴールド ザ・プレミアへの招待なんかがあります。これは条件が公式HPに明示されています。

優待・割引サービスが使えるクレジットカードもある

クレジットカードには、付帯サービスとして優待・割引サービスが使える物もあります。

遊園地だったり、映画館だったり、飲食系、等々の優待・割引サービスです。

ついてない物の方が多いですが、ついている物もあります。

なので、こういったのが使いたい場合には、あらかじめどのクレカを作るか調べてから申し込む様にして下さい。

エポスカードでは「エポトクプラザ」っていう優待・割引サービスが使えます。

他にも、クレカではないですが、格安SIMのBIGLOBEモバイルでも「BIGLOBE Club Off」っていう優待・割引サービスが使えます。

追加カード(ETCや電子マネーや家族カード)

クレジットカードには、「追加カード」っていう追加できるカードがあります。

家族カード、だったり、ETCカードだったり、電子マネーのカード(iDやQUICPay等。両方iPhoneのApple Payで使われている電子マネーです。)だったりです。

こういったカードを、どういった内容で追加できるか、はクレジットカード毎に異なっています。

追加カードも、年会費がかかったり、マレにですが新規発行手数料がかかったりって事があります。

なので、これらも発行を考えている場合には作成前に年会費等を確認しておいて下さい。

家族カードは、本会員(そのクレジットカードを発行した本人)の家族が使えるカードです。

普通にクレジットカードとして使えるカードを家族が持てます。(基本的には18歳以上※高校生を除く)

また、内容も基本的には本会員のカードと同様です。

年会費がかかる事もありますが、年会費無料の事も多いですし、本会員が年会費有料っていうクレカでも家族カードは一枚は年会費無料、ってなってる事もあります。

なので、家族がいるならば、内容同じで年会費無料で発行できるのでお得、とかってできたりします。

利用分の支払いは本会員です。

ETCカードも、年会費無料のクレカもありますし、有料もありますし、新規発行手数料がかかる物もあります。

なので、ETCカードが必要ならば、ETCカードの年会費なども加味してクレジットカードを作ると良いかと思います。

ETCカードの利用分は、クレジットカードと一緒に引き落とされます。

ETCカードを作ったらETCマイレージサービスに登録する様にして下さい。還元的にお得になるので。

エポスカードは家族カードは発行できないクレジットカードです。ETCカードは発行でき、年会費無料です。

JCB CARD Wは家族カードを発行でき年会費も無料で、ETCカードの年会費も無料です。

という事で、疑問いっぱいって人のためのクレジットカードの基本でした。

作るクレジットカードは、iPhone 7、8、Xの人ならエポスカードがおすすめで、Androidの方やiPhone SE、6sを使うって方はJCB CARD Wがおすすめです。

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