ネット申し込みで格安スマホにMNPする場合、「契約する人(支払いする人)と違う名義の回線なんだけどMNP転入できるの?」って疑問が出て来ると思います。
今までは親に払ってもらってきたって場合や、子供の名義にして自分(親)が払ってるって場合など。
が、MNPは、「転出元(≒docomo、au、Softbank)の名義」と「転入先(格安スマホ会社)の名義」が合ってないと、MNP転入できません。
で、格安スマホでは、契約者(申込の時に個人情報を記入する人)の本人名義のクレカ、じゃないと申し込めないのが基本です。
=支払い者=契約者=名義者、になります。
なので、「転出元の名義」と「格安スマホを契約する人(=転入先の名義人=格安スマホの支払い者)」が違うって場合には、番号そのままで移行したい場合は基本名義変更をしておく必要が出て来ます。
格安SIMは名義変更して大概支払い者と契約者を合致させる必要がある
格安SIM・格安スマホは、基本、契約者(支払い者)が、その回線の名義者になります。
申し込めるのは、本人名義のクレカなので。
(またはごく一部の会社ですが本人名義の口座での口座振替)
=支払いする人と回線の名義者が合致する事になる
なので、「今までキャリア(docomo、au、Softbank)の時は親に払ってもらってきて親名義の回線を使ってきたけど、成人して自分のクレカを持ったから格安スマホにして自分で払っていきたいって場合」には、MNP転入したい場合には、キャリアの回線の名義を自分の名義に変更しておく事になります。
MNPする回線の名義者=親、格安スマホの名義者=自分、ではMNP転入できないので。
なので、大概の格安SIMは名義変更して支払い者と契約者を合致させる必要があります。
他にも、「支払いは自分(親)だけどキャリアで使ってる子供のスマホの回線名義は子供にしているって場合」にも、格安スマホは本人名義のクレカでの支払いで、子供がクレカ持ててない年齢の時は、名義者=契約者(≒親)って事になり、格安スマホの名義者は親になるので、転入元と転出先が違う名義なので、そのままではMNP転入できません。
この場合にも、キャリアの回線の名義を自分(親)に変更してMNP転入する事になります。
MNPする回線の名義者=子供、格安スマホの名義者=親、って状態で、違う名義だからMNP転入できないって状態です。
docomo、au、Softbankは名義変更できるので、名義者を揃えるって作業が必要になります。
スマホの名義変更はドコモ、au、ソフトバンク全て2人でショップに行けばOK
スマホの名義変更(回線譲渡)は、ドコモ、au、ソフトバンク全て、必要な持ち物持って2人でショップに行けばOKです。
「今、名義になっている人」と、「変更後に名義者になりたい人」の2人です。
もしくは、「委任状」と「相手の本人確認書類(原本)」を持っていける状態ならば、1人でショップに行ってもできます。
以下が各社の名義変更の持ち物等です。
ドコモショップでの名義変更の必要書類
以下が、ドコモショップでの名義変更の必要書類です。
- 現在の名義者の本人確認書類の原本(運転免許証やマイナンバーカード)
- 譲り受ける人の本人確認書類の原本(運転免許証やマイナンバーカード)
- 現在の名義者の本人確認書類の原本(運転免許証やマイナンバーカード)
- 譲り受ける人の本人確認書類の原本(運転免許証やマイナンバーカード)
- 譲り受ける人からの委任状(docomoのHPからダウンロード可能)
詳細:docomo|名義変更
auショップでの名義変更の書類など
以下が、auショップでの名義変更で必要になる書類等です。
- 現在の名義者の印鑑と本人確認書類(原本)
- 譲り受ける人の印鑑と本人確認書類(原本)と契約者名義のクレジットカード、キャッシュカード、預金通帳のうちいずれか1点
- 現在の名義者の本人様確認書類(コピー可)
- 譲り受ける人の印鑑と本人確認書類(原本)と契約者名義のクレジットカード、キャッシュカード、預金通帳のうちいずれか1点
- 現在の名義者からの委任状(auのHPからダウンロード可能)
詳細:au|au携帯電話を家族の名義に変更(譲渡)するには、どのような手続きが必要ですか?
ソフトバンクショップでの名義変更に必要なもの(必要書類)
以下が、ソフトバンクショップでの名義変更に必要なもの(必要書類)です。
- 現在の名義者の運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 申し込み印(またはショップでのサイン)
- 譲り受ける人の運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 譲り受ける人の口座名義、口座番号がわかるもの(通帳、キャッシュカードなど)+金融機関届出印またはクレジットカード
- 現在の名義者の運転免許証やパスポートなどの本人確認書類(運転免許証やパスポートならコピーも可)
- 譲り受ける人の運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 譲り受ける人の口座名義、口座番号がわかるもの(通帳、キャッシュカードなど)+金融機関届出印またはクレジットカード
- 現在の名義者からの委任状(ソフトバンクのHPからもダウンロード可能)
格安スマホにするにあたって名義変更が必要かは例外がある
上記で、支払者と名義者が異なる場合、基本名義変更、とか、契約者の本人名義のクレカじゃないと申し込めないのが基本、等、色々「基本」と記載したのは、格安スマホにするにあたって名義変更が必要になるかどうかに例外があるためです。
主回線と違う名義でMNP転入したいならBIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはデータ容量(ネットできるGB)をシェアできる格安スマホ会社なのですが、シェアする場合には主回線契約者(最初の一枚目の契約者)が、マイページで「シェアSIM」を発行します。
「シェアSIM」は、音声通話SIMも発行できて、シェアSIMの音声通話SIMにMNP転入もできます。(BIGLOBEモバイルの場合)
で、この「シェアSIM」へは、支払者(主回線の契約者)と名義者が異なってもMNP転入できます。
なのでBIGLOBEモバイルは、家族で格安スマホに乗り換えたいけど、「子供が使ってるキャリアの回線の名義が子供の状態」って場合にもMNP転入できる格安スマホになってます。
OCNモバイルONEはクレジットカードの名義と契約者名が違っても申し込める
OCNモバイルONEは、クレジットカードの名義と契約者名が違っても申し込める所です。
ただ、クレジットカードは後々使う事にはなると思うので作成しておくのが良いとは思います。
キャッシュレス決済って流れにもなってきてますし。JCBカードW(色んな所で高還元)とかエポスカード(年会費無料でゴールドが可能)がおすすめです。
格安SIMで名義変更が可能な所
「一旦自分の名義(支払い者の名義)にしてMNP転入するけど、利用者が後々クレカを作ったならば利用者の名義に変更して、利用者自身が回線の月額を払える様にしたいって場合」には、名義変更できる格安スマホ会社を選んでおく、と解決できます。
格安スマホ会社は、名義変更自体できない所も多いです。
が、中には名義変更できる(譲渡できる)所もあるのでそういった所を選んでおくってやり方です。
もしくは、名義変更できない所にMNP転入した場合でも、一旦そういう所に更にMNP転入すれば名義変更できます。
格安SIMで名義変更が可能な所は以下です。
格安スマホ会社 | 名義変更が可能かどうか |
---|---|
UQモバイル | × |
BIGLOBEモバイルを見る | × |
OCN モバイル ONE | ○ |
Y!mobileを見る | ○ |
IIJmioを見る | × |
楽天モバイル | × |
という事で、格安スマホへのMNP転入の名義に関してでした。
格安スマホにする場合、MNPは基本転出元と転入先の名義が同じになる必要があります。
で、転入先(格安スマホ)は本人名義のクレカでの支払いなので、名義が支払い者の物になります。(例外はOCNモバイルONE等)
=転入先の名義と支払い者が違う場合には名義を変更しておく必要がある
(例外は、BIGLOBEモバイルのシェアSIMへのMNP転入等)
格安スマホにした後に、後々は利用者自身の名義にしたいし、利用者自身で払える状態にしたいって場合には、名義変更ができるYmobileやmineo、OCNモバイルONEなんかがあるって感じになります。
ちなみに、モバイルWifiも支払い方法は基本クレジットカード払いのみの所が多いです。
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