データSIMのSMS付き

2台持ち等、格安SIMでデータ用プランを選ぶ場合、SMS機能を付けた方が良いのか迷う事があると思います。

微々たる月額料金だったとしても、オプションになってると、月額で差が生まれますし、そもそも必要のない物なら無駄につけたくないですし。

私も申し込みの際、SMSをつけるかつけないか迷ったので、SMSって何?ってのと、格安SIMでのSMSオプションを付ける必要性について記載します。

SMSって何?

SMSは普通のメールでいう「宛先」が「携帯番号」になっている短文を送受信できるサービスの事です。

「データ用プラン」でも、090や080等で始まる携帯番号が付与されます。

ただ、データ用プランなので、その番号を使っての音声電話はできません。

iPhoneで言ったら「メッセージ」のアプリで「携帯の番号」同士でメールのやり取りができます。

送信の値段はかかります。一通3円。受信は無料です。(国内の場合の値段)

ただ、SMSのこの機能自体にはそこまで必要性を感じないと思います。

LINEとか普通のメールとかで、他にも連絡手段はあるので。

SMSオプションの必要性

SMSの機能自体はそこまで必要じゃないですが、格安SIMでSMS機能をつける必要性は主に、以下の2点あります。

  1. 「セルスタンバイ問題」が回避できる
  2. 「アンテナピクト問題」が回避できる

どちらも、必ず起こるわけではないです。

が、起こると面倒くさいので、SMSオプションの120~150円/月で回避可能になるなら払うって事が多いです。

セルスタンバイ問題

格安SIMに乗り換えて、SMSオプションを付けていないSIMカードを使うと、「セルスタンバイ問題」という、結果的にバッテリー消費が激しくなっちゃう状態になる事があります。

セルスタンバイ問題|wikipediaより引用

3G(W-CDMA)端末は、通信網を利用する端末内の音声通話部回路とデータ通信部回路は別々にキャリア電波を検知する方式になっている。そのため、挿入されたSIMカードがデータ通信専用の場合、音声通話の受信待ち受け(セルスタンバイ)ができず、一部の端末は電波検知しようとするために無駄に出力を上げ続けてしまうことが原因で電力を激しく消費するようになる。

対策として、データ通信回線ではなく音声通話回線を利用するSMSを送受信する機能が付いたSIMカードを利用することが挙げられる。

音声通話回線をずっと探しちゃうから、バッテリー消費が激しくなります。

なので、音声通話回線を使用してやり取り(携帯番号でのやり取り)をする「SMS機能」があると、音声通話回線をずっと探し続けちゃう状態を回避できます。

という事で、格安SIMのデータ用プランにSMSを付ける必要性の1つ目は、無駄なバッテリー消費を起こさなくできるって部分です。

アンテナピクト問題

2つ目のアンテナピクト問題は、スマホの電波表示のマークが表示されない事があるって問題です。

電波表示のマークをアンテナピクトと言います。

iPhone、Androidの携帯のアンテナマークです。

アンテナ表示されていなくても、ネットに繋がる事もある様ですが、ネット通信できない状態になる事もあるって問題です。

これも音声通話回線を使用できる状態(=SMS機能付きにした状態)にしていれば、回避できます。

SMSオプションの料金は?

SMS機能は、どこの格安SIM会社でも、大体120~150円/月でつけられます。

SMSなしで契約したとしても、大概その後もSMSオプションを追加する事はできます。

が、その場合、新しいSIMカードの発行という形になり、「SIMカード発行手数料」(2000~3000円/枚。どの格安SIM会社を選ぶかで変わります。)がかかる事になるので、注意して下さい。

120~150円/月で、

  • ただでさえ減りやすいスマホのバッテリー消費が増大する可能性を消せる
  • ネットできない状態になるかもな問題を消せる

ので、オプション料金分の価値はあるって感じたので、私はSMS付きにしました。

上記2つの問題は起きていません。

スマホをキャリアで使用していた時と同じ使用感で利用できています。格安SIMでも。

という事で、格安SIMのデータ用プランに申し込む場合には、SMSを付けるのがおすすめです。

どのタイミングでSMSを付けるかを決めるかというと、選んだ格安SIM会社のHPで申し込みをする際に選ぶ事になります。→格安SIM会社のHPでの契約の流れ

どの格安SIM会社にすれば良いか迷ってるって場合は、格安SIMの選び方をご覧下さい。

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