SIMカードとのセット販売の格安スマホを購入する際に、どれにすれば良いか選べない事があると思うので、格安スマホの選び方を記載します。

格安スマホを選ぶ際は、まず「1.スマホ自体への搭載が限定される機能」で候補になる端末を絞り、次に「2.格安SIM自体の料金プラン」で絞り、その次に「3.許容範囲の端末の分割代金」で絞ります。

で、最後に、残った候補のスマホを、「4.自分が重視する性能」で比較して、どれを購入するか決める事になります。

2と3はどっちの順でもOKです。

流れとしては以下の様になります。

格安スマホの選び方

  1. 搭載が限定される機能で絞る
    • 簡易留守録機能
    • おサイフケータイ機能
    • 防水・防塵機能
  2. セット販売がある格安SIM自体の料金プランや特徴で絞る
  3. 許容範囲の分割代金で絞る
  4. 自分が重視する性能で比較

全ての格安SIMで格安スマホが売られているわけではありませんが、選択肢はまぁまぁあります。

この記事の内容は、格安SIMで売られている本体とのセット販売から、候補を絞って選んでくってための手順です。

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1.搭載が限定される機能で絞る

どの格安スマホにするか選ぶ時は、最初に「搭載が限定される機能」で弾く事になります。

搭載されている機種が限定される機能の主な物は以下です。

  • 簡易留守録機能
  • おサイフケータイ機能
  • 防水・防塵機能

上記の機能は特に必要ないって場合は、ここはスルーでOKです。

これらの機能は、搭載されていないスマホの方が多いです。

なので、スマホにこれらが必要って状態ならば、この時点で購入候補をかなり絞る事ができます。

簡易留守録機能はガラケーの伝言メモ機能の事です。(端末自体に録音できて無料の物)

有料になってもOKな場合は、留守電機能は格安SIM会社のオプションで付けられるので代替手段があります。

防水・防塵機能もケースで代替手段があります。

おサイフケータイについては、代替があっても使えるサービスがかなり狭まるとか、高額な製品になったりします。

なので、おサイフケータイ機能が欲しいって場合は、搭載されている機種の中から選ぶのが無難です。

それぞれの対象機種については以下の記事をご覧下さい。

2.格安SIM自体の料金プランや特徴で絞る

この記事で言う「格安スマホ」はSIMカードとのセット販売なので、次に、セット販売をしている格安SIM自体の料金プランや特徴も加味して絞ります。

「ここのプランはOK。ここはまぁ次点でアリ。」等。

「選ぶとしたらココとココとココかな?」くらいでOKです。

この時点では、端末が全く絞れていない事もあると思いますが、購入したい格安スマホが出て来た時に、その格安SIMの月額料金自体が気に入らなかったら、二度手間になって後々面倒なので、先に「選んでもOKな格安SIM」をいくつか絞っておきます。

セット販売をしている格安SIMには以下の様な所があります。


これらの格安SIMを料金プランや特徴からある程度候補を絞っておきます。

格安SIM会社の特徴と月額料金については「格安SIMの特徴・月額の比較表」をご覧下さい。

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3.許容範囲の分割代金で絞る

次に、出してもOKなスマホ本体の分割代金で絞ります。

ここは自分の予算で弾きます。

相場が分からないと予算を決めるのも難しくなるとは思いますが、「こんぐらいだったら出してもOK」または「毎月こんぐらいでスマホ使えるならすっごい良い!」みたいな額を主観で決めておくのが良いかと思います。

料金プランの月額も加味して。

まだ、どの格安SIM会社にするか全然決まってない場合は、スマホ分割代金+1600円程度を月額と仮定してOKです。

  • 携帯代は毎月3200円くらいが良い→格安スマホの本体代は月1600円程度以下の物を候補に残す
  • 毎月2700円くらいにしたい→格安スマホの本体代は月1100円程度以下の物を候補に残す。等。

値段が高くても性能的に必要なら仕方ないから出すって時もあるかと思いますが、ネット検索やLINE、メール等の用途なら、性能的にはどんだけ安いスマホでも大丈夫な状態になっています。格安スマホとしてセット販売されている物の中から選ぶなら。

なので、主観での料金で絞って大概の使い方ならOKです。

分割代金は1500円弱くらいで選択肢はかなりあります。

格安スマホの端末の値段は大体いくら?本体代の価格は月1500円弱くらい!

4.自分が重視する性能で比較

で、ここまでやったら、最後に性能を比較して、どれを買ったら一番快適か?を決める事になります。

それぞれのスペック表を見て、項目毎に比較して行く事になります。

全て数字が大きい方が性能が高いです。

特に確認しておいた方が良いのは、

  • RAM
  • クロック(GHz)
  • 連続待受時間やバッテリー容量
  • 大きさ(本体サイズ)
  • CA対応の有無
  • 11ac対応かどうか

の項目です。

というか、これだけでもOKです。私的には。

以下、こういった使い心地を重視してる時には、この項目を重視する!って内容です。

スマホ操作してて重くなったりモッサリすんのは嫌!
→RAMが2GBあるかないかを重視

※大概の人の使い方の場合(ネット検索・SNS・メール・動画サイト等々)は、RAMが2GBあるならば3GBだろうが4GBだろうが、差はほとんど使い心地に影響して来ないです。

なので、スマホ操作してて重くなったりモッサリすんのは嫌!って場合は、2GBなのか2GBより下なのかでの判断で大概OKです。

1GBでも問題ない事もありますが、動作が重くなったりモタモタしてる感じは嫌って時には2GB以上がおすすめです。

スマホの一つ一つの動作をよりキビキビさせたい
→クロック(GHz)の数値が大きい端末にする

スマホの一つ一つの動作をよりキビキビさせたいって時は、CPUの項目にある「GHz」の数値が大きい方を残して下さい。

2GHzあればキビキビ動いてるって感じると思います。

1.4GHzとかでも、ネット検索・SNS・メール・動画サイト等々の用途ならば、あんま体感は変わらず済みます。

2GHzと比べると、起動し始めにちょいモサ感があるって程度です。

ただ、1.4GHz単体で考えると、特に問題ないキビキビ感って感じるとは思います。

電池をより長続きさせたい
→連続待受時間やバッテリー容量を重視

電池をより長続きさせたいって時は、連続待受時間やバッテリー容量の多さを比較して、数値が大きい端末を残す事になります。
関連:格安スマホでバッテリーが大容量等で電池が長持ちな機種はどれ?

操作し辛いのは嫌!、もしくは、画面が大きい方が良い!
→本体サイズや画面サイズの好みを重視

持ちにくいのは嫌!って場合や、逆に画面の大きさ(インチ)にこだわりがあるって場合は、本体サイズや画面サイズの項目を候補同士で比較して選ぶ事になります。

通信速度が速くなるエリアではできるだけ速く使える状態にしときたい!
→CA対応の有無を重視

通信速度が速くなるエリアではできるだけ速く使える状態でスマホを使いたいって場合には、スマホの仕様表に「CA対応」「LTE Advanced対応」等が記載されているかを確認しておきます。

CAはキャリアアグリゲーションの略で、CAと表記されている事が多いです。

CA対応だと最大通信速度が速い状態で使えるエリアがあります。

CAは対応エリアに入れば自動で最大通信速度が速い状態でデータ通信(ネット検索だったり動画視聴だったりファイルのダウンロードだったり)をしてくれます。

ただ、CA対応かどうかは上記の4つに比べるとあまり気にする必要はないです。

2Mbps程度出ていれば、動画でもあんまストレスなく見れる速度なので。

Wifi時にできるだけ速く通信できる状態にしときたい!
→11ac対応かどうかを重視

これはWifi時に関係があります。

11acっていう11nよりも速い無線規格が出ています。

家のルーターが11acに対応していたり、これからルーター買う場合は11ac対応の物にする事が多いと思うので、その場合には、スマホも11ac対応の物にしておくと、データ通信が速くできます。

家ではWifiで光回線って場合には、自宅では動画やファイルのダウンロード、アプリの更新等、容量が結構必要な物をする事があると思いますが、その場合には、11ac対応のスマホだと速くはなります。

が、これも上述したCAと同様で、あまり重視する必要はないです。11nでも全然遅くないので。

ネット検索やLINE等の用途なら「好きなデザイン」だけで選ぶのでもほぼ問題は出ない

この他には「デザイン」とか、実機が見れる環境なら「触り心地」等で決めるのも良いかと思います。

上述しましたが、ネット検索やLINE、メール等の用途では、基本的にどれ買ってもOKな性能が今の格安スマホにはあるので、好きなデザインだけで選ぶのでもほぼ問題は出ないです。性能的には。

ただ、それでも使い心地に影響大な「本体サイズの比較」と「連続待受時間の比較」はしておいた方が良いかと思います。

※電池持ちについてはバッテリー容量が大容量かどうかよりも連続待受時間の長さを優先します。

比較の際は先に線を引いてメモが楽

比較の際は、ノートとかに先に候補の機種数分の線を引いておき、項目毎にメモっとくと、日を空けても比較できるので決断しやすくなると思います。

分割代金と格安SIM(MVNO)の料金プランや特徴の分も含めて先に線を引いてメモしておいて下さい。

比較の際に後々見たくなるので。

すんごい迷う場合は動画サイトで型番を検索

で、それぞれで絞ったら、その機種自体でネット検索して、メーカーHPに行きその機種自体の特徴も加味して選んだり、レビューサイトで評価や評判を見て比較検討するのも良いかと思います。

今いち決断できないってなった場合には、この段階になったら、候補はかなり絞れてると思いますので、動画サイトで端末の型番で検索してみると、かなり決断しやすくなると思います。

その機種での実際のネット検索の速さがどんなもんか(目安として)とか、処理の速さ(アプリの起動だったり操作のキビキビ感だったり)をアップしてくれている方がいる事があるので。

格安スマホの選び方のまとめ

という事でまとめると、格安スマホの選び方は、

  1. 限定される機能で絞る
  2. 格安SIM自体の料金プランや特徴で絞る
  3. 許容範囲の分割代金で絞る
  4. 自分が重視する性能で比較
  5. 決断するには動画サイトで型番を検索

して、選ぶ事になります。

上記の流れで決まった格安スマホは、「スマホでやれなきゃきつい事ができて、月額的にも許容範囲で、自分が重視してる使い心地の部分がより快適な端末」です。

なので、大概満足できます。

各社の使用回線と3GBの月額はこんな感じです。

回線をどれにするか選ぶんだろう?って疑問がある場合は格安SIM・格安スマホでの回線の選び方!違いは何なの!?をご覧下さい。

各社の使用回線と3GBの月額比較表

回線 格安SIM会社 音声3GBの月額
au UQモバイル 1980円
WiMAXと併用すると1680円
2回線目以降は1480円
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
BIGLOBEモバイルを見る 1,600円
ドコモ OCN モバイル ONE 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月)
ワイモバイル Y!mobileを見る 半年間:1980円
それ以降:2680円
(10分かけ放題付き)
おうち割(光回線と併用)で月500円割引
2回線目以降は、
半年間:1480円
それ以降:2180円
(10分かけ放題付き)
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
IIJmioを見る 1,600円
ドコモまたはau 楽天モバイル 1,600円(3.1GB)
または
1年目:1480円/月
2年目:2980円/月
(10分かけ放題付)
のスーパーホーダイ
(2GB)

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