NECのAterm MR05LN(モバイルルーター)への無線ルーターのブリッジ接続のやり方に関する記事です。

MR05LNに無線ルーターをブリッジで繋ぐと距離伸ばせるって言われても、前もってやり方が分からないと、格安SIM+モバイルルーターで固定回線を代用するか決断しにくい事があると思うので。

MR05LNにルーターを繋げる場合、クレードル(充電器)が必要です。

3000円くらい。(有線LANケーブル付属)

やり方と言っても簡単で、ブリッジ接続するには以下の事をするだけで済みます。

  1. 無線ルーター(MR05LNじゃない方)のRouter機能をOFFにする
  2. クレードルの有線LANポートに有線LANケーブルを挿す
  3. MR05LNをクレードルにセットする
  4. クレードルの有線LANケーブルを無線LANルーター(MR05LNじゃない方)のWANポート(大概青色。親玉って感じの方)に挿す
  5. Wifiに繋げたいPCやスマホ、タブレットのWifi設定で、無線ルーターの方のSSIDを選んで接続する

AC電源は、クレードルに挿したMR05LNの方も、普通のルーターの方も挿します。

とりあえず、

  1. 普通のルーターの裏面のスイッチをOFFにする
  2. クレードルと有線で繋げる

でブリッジ接続の状態で使えます。

以下、上記の補足です。

ルーターのRouter機能をOFF

今、固定回線引いててルーター使ってるなら、裏面を見るとスイッチがあると思います。

Router|Auto、ON、OFF

の様に。

で、おそらく今はAutoで使ってます。

ブリッジモードで使うには、このスイッチを「OFF」にします。

スイッチがない場合は、そのルーターはブリッジ機能は搭載されていないと思われるので、ブリッジモードでは使えないです。

ルーターの型番が裏面等に記載されていると思うので、「型番 ブリッジモード」でネット検索して確認してみて下さい。

Autoはルーター機能のON・OFFをルーター側で決めてくれる状態で、ONはルーター機能を使う、OFFは使わない、です。

で、OFFがブリッジモードです。

普通のルーターに挿すのはWANポートでOK

MR05LNのクレードルから伸びた有線LANケーブルを挿すのは、ルーターのWANポートでOKです。

今モデム(大概借りてて返却が必要と言われた物)と無線ルーターが繋がっている所です。

後はルーターのアクセスポイントに繋ぐだけ

スマホやパソコンのWifi設定をする時は、普通のルーターの方のSSIDに接続します。

スマホ等で、Wifi設定をする時に、受信できているWifiの名前が色々と出て来ますが、そこで選ぶのがルーターのSSIDです。

MR05LNのSSIDではなく。
=アクセスポイントが普通のルーター。

ルーターのSSIDは大概ルーター本体の裏面や横に記載されています。

それを選んでWifi設定をすれば、ルーターをブリッジモードで使えてます。

ちなみに、ブリッジ機能を使ってるルーターとのWifi接続と、MR05LNとのWifi接続は両立できます。

なので、長い有線LANケーブルで届く範囲を拡げる必要が出た際にも、近場はそのままMR05LNに直で繋ぐ、遠めの場所は無線ルーターのwifiでネット接続って事も可能です。

ブリッジモードのメリットは、既に接続設定済ませてるならアクセスポイントの変更がないからネット接続が楽って部分と、接続時の暗号化通信の規格がルーターでの物になるって部分と、距離が伸ばせるって面です。

自宅のネット回線を格安SIM+モバイルルーターにする時で言えば、主に距離が伸ばせるって面で利点が出て来ます。

ちなみに、ちょっとこんがらがるかも知れないですが、MR05LN自体もブリッジモードで使えます。
(今回と逆でMR05LN自体がブリッジモードになります。)

他所行った時(ホテルとか色々な人が使える有線LANポートが提供されている所)に、クレードルにセットしたMR05LNを有線LANで繋げれば、MR05LNを無線LANのアクセスポイントにできます。
=セキュリティがMR05LNの暗号化通信にできる&無線で複数の端末を接続できる様になる&既に設定済みのSSIDで楽

という事で、クレードルにセットしたAterm MR05LNへの無線ルーターのブリッジ接続のやり方でした。

モバイルルーターは以下の様な格安SIMでセット購入できます。

Aterm MR05LNクレードル付きをセット販売。
最大5枚までのSIMカードを発行してシェアが可能。繰越分もシェア可能。
ドコモ回線・au回線どちらともシェア可能。
音声SIMとシェアしたい場合は最初の契約を音声SIMにして、シェアSIM発行時にMR05LNをセット購入、とする事に注意。
主SIMと名義が違っても名義変更する事なくシェアSIMへMNP転入が可能
BIGLOBEモバイルはこちら
Aterm MR05LNクレードル付きをセット販売。
12GBのプランの場合、SIMカードを最大10枚(音声SIM5枚+データSIM5枚)発行してシェア可能。
繰越分もシェア可能。
バースト機能アリ。
シェアSIMにMNP転入可能。
追加する音声SIMの名義は主回線と同じ名義に変更してMNP転入。
ドコモ回線・au回線どちらともシェア可能。
IIJmioはこちら

また、MR05LNに入れるSIMとして音声通話SIMがある様な主要な格安SIM会社のみ検討しているって事があると思いますが、FUJI WIFIのSIMのみプラン20GBも選択肢としてはあります。
(関連:iPhoneとモバイルWifiルーターを併用してデータ通信(GB)を節約)


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