キャリア(docomo、au、softbank)から格安SIMに乗り換える場合、通話料が気になる方もいると思います。

キャリアの場合は電話かけ放題のプランにしていた方も多いと思うので。

格安SIMで通話料が安いのは「通話定額」や、「10分かけ放題」のオプションを使うパターンですが、「電話はするけど通話定額使う程には電話しないんだよな~」って場合は、通話定額のある格安SIMにするかしないかで迷う事があるかと思います。

これらは月額のオプション代として一定額がかかるので。

が、この場合にはIP電話の利用も選択肢です。

IP電話を使うのならば、電話定額のない格安SIM会社でも、通話料安い状態で格安SIMに移行できます。

格安SIMでの電話をIP電話にするとメリットがあるのはこんな人↓です。

  • 電話にそこまでの音質は求めない(伝わる品質ならOK)
  • LTEの電波状況がかなり悪い場所での電話はない
  • 通話定額のオプションに入る程電話はしない
  • たまにお店への問い合わせや予約で電話が必要
  • けど、そこで電話代20円/30秒もしくは10円/30秒になるのはきつい

IP電話の中で使い始めやすいのは、LINE Out(ラインアウト)とLaLa Call(ララコール)です。

電話の品質的にはLINEの無料電話だったり、FaceTimeオーディオを思い浮かべてもらえば分かりやすいかと思います。

お店の予約や問い合わせでは私的には何の問題もない音質です。

LINE OutはLINEに090、080番号で登録している方が月額基本料無料で使えます。

LaLa Callは月額100円+税で使えます。

通話料は、

LINE Outは固定電話へは1分3円で、携帯・スマホへは1分14円です。

LaLa Callなら固定電話へは3分8円で、スマホや携帯へは30秒8円です。

通話定額の場合は安めの所で650円/月で60分なので、固定電話へもスマホ・携帯へも30秒5.4円(1分換算だと10.8円)になります。

全てスマホ・携帯へかける場合は通話定額の方が安い格安SIMもあります。
(半額アプリを出していて通話定額オプションもある所)

ただ、支払う額の単位としては月に、ある程度の月額が確実にかかるって面があります。
(上記の例なら650円/月)

IP電話の方は電話した分だけの支払いで利用してくって事が可能って面があります。

キャリアから格安SIMに乗り換える場合に、通話料が安い方が良いから「通話定額や10分かけ放題のオプションがある所に限定して検討してる」って事があると思います。

が、LINE OutとLaLa Callは音質的にも問題なく、通話料的には通話定額より安い部分もあるので、これらを使えば通話定額がない所からでも好きに格安SIM会社を選べる様になります。

また、通話定額使う程には電話しないけど通話料安い電話手段が欲しいって場合に気兼ねなく電話できる様になります。

▲な部分
シェアなし
かけ放題がオプションじゃない

◎な部分
ピーク時の速度に懸念がほぼない!
Yahooショッピング、PayPayがお得
家族割で2回線目以降はずっと月500円引き!
縛りなし!
LINEでID検索可能
Y!mobileを見る
▲ピーク時の速度

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節約モードがある!
シェア可能!
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IP電話でOKな方

通話定額じゃなくIP電話でOKな方は以下の様な方です。

  • 電話の音質・品質の良さはそこまで求めてない方(LINEの無料電話やFaceTimeオーディオくらいあれば良い方)
  • LTEの電波状況がかなり良くない場所では電話しない方

あとは0120等へはIP電話はかけれない物が多いので一応注意しておいて下さい。

ただ、フリーダイヤルの0120等は着信者課金の電話番号で、携帯からもOKにしてる所は多いので、普通に電話すればOKです。無料なので。

逆に、通話定額の方が良い方は以下の様な方です。

  • 品質・音質は今までの携帯の電話品質と変えたくない方
  • 場所によって品質が変わらない方が良い方

通話定額のオプションは普通の携帯の電話回線での電話になるので、品質は昔からの品質のままです。

音質どうなの?

LINE OutやLaLa Callの電話の音質は、上述しましたが、LINEの無料電話だったり、FaceTimeオーディオぐらいで使えるって感じです。

電波がかなり悪い所(弱い所)では、電話の途中でちょっと途切れて、聞き直したりって事はあります。

が、常にじゃないですし、電波良い所や悪くはない所、では途切れ等はほぼ起こらないので、私的には全然問題ない使用感って感じです。

お店の予約や問い合わせでは何も問題ないです。

心配な場合は通話定額がある所にしとくのもアリ

IP電話は通話定額オプションと併用する事も可能です。

なので、IP電話の音質が心配な方は、通話定額オプションやかけ放題オプションがある格安SIM会社にしておいて、音質に満足できないってなったら通話定額に申し込むのも良いかと思います。

通話定額は基本「オプション」なので、SIMカードが届き利用を開始してからもマイページから申し込める様になっている格安SIM会社が大半です。

通話料いくら?

LINE Outなら固定電話へは1分3円で、スマホや携帯へは1分14円です。

LaLa Callなら固定電話へは3分8円で、スマホや携帯へは30秒8円です。

「3分8円」は「3分単位」で通話料がかかるという意味合いの表記です。

電話が多い方は、格安SIMでは通話料20円/30秒と高いのがネックになるので、格安SIMでもこの通話料の安さで、食事の予約だったり、問い合わせ、歯医者の予約等々ができる手段があるのは便利です。

どっちを使えば良い?

LINE OutとLaLa Callのどっちを使うかはシンプルに、月額かかるのは嫌&LINE使ってるならLINE Out月額かかっても安いなら問題ない&050番号が欲しいならばLaLa CallでOKです。

誰でも使えるの?

LINE OutはLINE登録時に携帯番号で認証した方が、LINEアプリ内で規約に同意すると利用できる様になります。Facebook認証のみの方は使えません。

LaLa Callは誰でも登録すれば使えます。

LaLa Callは登録すれば誰でも利用できます。

格安SIMの「mineo」を利用している方の場合は、一緒に住んでる家族4人まではLaLa Callの登録した場合、無料通話100円+税分が付与されます。(LaLa Callとmineoは運営会社が同じなので。)

どの格安SIMでも使えるの?

LINE OutとLaLa Callはどの格安SIMでも使えます。

関連:LINE Outの使い方

データ用SIMでも使える?

LINE Out、LaLa Call共に、データ用SIMでも使えます。

マイネオのシングルタイプでも、その他の格安SIM会社のデータ用SIMでも。

LINE Outの方はLINE登録で090、080番号等で認証した場合のみなので、メインの番号は必要ですが、LINE Out自体はデータ用SIMでも使えます。

なので、どちらも、ガラケーとの二台持ちの場合でも使えます。

相手に通知される番号は?

LINE OutはLINE利用時に登録した090、080番号の最初の0が81になった番号が通知されます。
「090~」→「8190~」、「080~」→「8180~」

ただ、電話先がドコモやSoftbankの方の場合は、電話番号のなりすまし対策で番号は通知されません。

LaLa Callは050番号が付与されるのですが、その050番号が相手先に通知されます。

支払いはどうなるの?

LINE Outは前払いです。

チャージ式的な利用法で、先にLINE Outで使える仮想通貨的な物を購入しておいて電話の際にはそこから支払われます。

LaLa Callは後払いです。(クレカ登録での支払い)

月額は?

LINE Outは誰でも月額はかからないサービスです。

LaLa Callは月額100円+税で使えます。

通話定額以外で通話料安い状態で格安SIMに乗り換えたいって時のまとめ

LINE OutやLaLa Callは固定電話へは1分3円と3分8円です。

音質・品質の部分で違いがありますが、固定電話へは通話定額の場合よりも通話料自体は安い状態で使えます。

なので、電話の音質・品質にこだわりはない方(LINEの無料電話やFaceTimeオーディオくらいあれば良い方)は、IP電話を使えば、乗り換える格安SIM会社を通話定額オプションのある所に限定しなくとも良くなります。

また、通話定額のオプションは音声プランでの契約者のみのオプションですが、IP電話はデータ用プランでも使えます。

なので、2台持ちの方も通話料安い状態で格安SIMを使えます。

IP電話は複数ありますが、中でもLINE OutやLaLa Callが使い始めやすいです。

LINE OutはLINEに090、080番号で認証した方なら使えます。

LaLa Callは登録して月額100円+税をクレカ払いすれば、誰でも使えます。

これから作るならJCBカードW(色んな所で高還元)とかエポスカード(年会費無料でゴールドが可能)がおすすめです。

という事で、通話料安い状態で格安SIMに乗り換えたい場合は通話定額以外にLINE OutやLaLa Callを選択肢にしてみて下さい。

格安SIMでは電話代がネックになる事があるので、何かしら通話料が安い電話手段を持っておく方が便利に使えます。

電話代が高いって感じると電話したいのに躊躇しちゃうって事があるので。

IP電話を使えばお得に電話できるので、通話定額や10分かけ放題がある格安SIM会社以外も選択肢に残せる様になりますし、通話定額使う程じゃないけど電話代20円/30秒はきついって場合に便利です。

各社の使用回線と月額はこんな感じになってます。

各社の使用回線と3GBの月額比較表

回線 格安SIM会社 音声3GBの月額
au UQモバイル 1980円
WiMAXと併用すると1680円
2回線目以降は1480円
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
BIGLOBEモバイルを見る 1,600円
ドコモ OCN モバイル ONE 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月)
ワイモバイル Y!mobileを見る 半年間:1980円
それ以降:2680円
(10分かけ放題付き)
おうち割(光回線と併用)で月500円割引
2回線目以降は、
半年間:1480円
それ以降:2180円
(10分かけ放題付き)
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
IIJmioを見る 1,600円
ドコモまたはau 楽天モバイル 1,600円(3.1GB)
または
1年目:1480円/月
2年目:2980円/月
(10分かけ放題付)
のスーパーホーダイ
(2GB)

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