格安SIMに乗り換える場合、格安SIMのSIMカードを使いたい端末が複数ある場合はどうすれば良いの?って疑問が出る事があると思うので、複数端末を使う場合の格安SIM選びの選択肢を以下に記載します。
この記事で言う「複数端末」の意味合いは、自分一人で多くの機器を使うってパターンだけでなく、家族や子供のスマホやタブレット等々も含めた、月額の支払いが自分になってOKな端末が複数あるってパターンも含んでます。
格安SIMのSIMカードを使いたい端末が複数ある場合は、主に以下の4つが選択肢としてあります。
- 複数の格安SIM会社を契約する
一人一人重視している機能やオプションが違う場合に満足できるパターン - 複数契約ができるSIM会社にする
気に入った格安SIMが限定されていて、複数契約可能になっていたらここを基準に選ぶのもアリってパターン - 複数枚発行できる格安SIMを使う
複数端末の数とデータ利用の合計が、提供されてるプランと合致してる場合に、メリットとして結構安くできる事があるパターン - モバイルルーターを使う
SIMカードスロットのない機器や動作確認済み端末以外のデバイスが使える&一人で複数の端末を使う場合は月額かなり安くできるパターン
ちなみに、1つのSIMカードを異なる端末に入れ替えて使用する事も可能なので、これも選択肢っちゃあ選択肢です。
が、いちいち入れ替えるのは使ってて面倒臭くなると思うので、ここでは省いています。
SIMカードを複数端末に用意する時の選択肢
上記のSIMカードを複数端末に用意する時の選択肢のそれぞれの意味合いは以下です。
1の「複数の格安SIM会社を契約する」というのは、A会社・B会社・C会社で必要な数だけ契約するってパターンの事です。
一人の名義で複数の会社を契約するのは可能です。
審査があるので契約している回線がめっちゃ多い場合は契約不可になる事もある様ですが、5回線までならほぼ問題ないです。
2の「複数契約ができるSIM会社にする」というのは、1つのSIM会社で複数の回線を契約する、という意味合いです。
格安SIM会社によっては、一契約(一名義)につき一回線となっている所もあるので、SIMカードを複数端末に用意する時にこのパターンにするって場合は、ちゃんと複数契約できる格安SIMなのか確認しておく必要があります。
一名義で複数の回線を契約できるのは「mineo(マイネオ)」等です。
複数回線割っていう月額が安くなる割引もあります。
3の「複数枚発行できる格安SIMを使う」というのは、一契約(一名義)で、SIMカードを複数枚発行できる格安SIMを使うという意味合いです。
「追加SIM」や「シェアSIM」って記載されている事が多いのですが、SIMカードを追加して、枚数増やして使用できるMVNOがあります。
4の「モバイルルーターを使う」というのは、「モバイルルーター」っていう無線LAN(wifi)を飛ばせる物に格安SIMで契約したデータ用のSIMカードを挿して、そのモバイルルーター経由で、その他の機器をネットに繋ぐって意味合いです。
SIMカードを複数使う選択肢のそれぞれのメリット・デメリット
上記のSIMカードを複数使う選択肢のそれぞれのメリット・デメリットは以下です。
楽天モバイル等それぞれ好きな所で複数のSIMを用意
1の「複数の格安SIM会社を契約する」の利点は、サービスやオプションを色々な所から好きに選んで使えるって面です。
「私は、楽天市場をよく使うから楽天モバイルにしたい!」とか。
このパターンは個別契約なので、どの格安SIMでもMNPできるので、どの格安SIMを選ぶかの自由度がかなり高いって選択肢です。
楽天モバイル等、家族それぞれが好きな所で契約して、複数のSIMを用意って状態です。
デメリット的には、一契約ずつなので、データ容量は無駄になる事がある≒複数の契約の総額としてはその他の選択肢に比べてちょい高めになる事もあるって面があります。
マイネオは複数契約ができる(追加SIMないけどシェア可能)
2の「複数契約ができるSIM会社にする」は、メリット的には、上述した複数回線割があったりで月額を安くできる所もある、だったり、支払いの登録を1つの会社にできる、というのが利点っちゃあ利点としてあるって感じの選択肢です。
格安SIMは大概クレジットカード払いなので、色々な所に登録したくない!って時など。
デメリットは、契約回線が異なるのでシェアできない場合が多いって部分です。
一名義で契約していますが、違う回線なので、追加SIMカードを発行してのデータ容量のシェアはできない所が多いです。
上述したmineoは例外的な所で、回線が異なっても、シェアが可能な数少ない格安SIMです。
マイネオは追加SIMは発行できないですが、シェア可能って所です。で、マイネオは複数契約ができるので、シェア用途の格安SIMとしても選択肢になります。
IIJmio等は複数SIMに電話番号そのままでの移行ができる
SIMカードを複数使う時に3の「複数枚発行できる格安SIMを使う」様にする時のメリットは、データ容量を無駄にせずに済む≒月額安いプランでOKにできる可能性があるって面です。
複数端末で使う場合にも、「全体として◯GB」で使うので、端末毎にデータ利用量の差が結構ある場合も便利にその他の端末が使えます。
なので、何台も使いたいって時にも月額をより安くできる可能性があるってのが利点です。
デメリットは格安SIM会社選びの自由度が低くなるって部分と、追加発行する音声SIMでMNPしたいって場合には、更に選択肢が狭まるって部分です。
追加するSIMが音声SIMの場合、その音声SIMカードでMNP(携帯番号そのままでの移行)が可能な所とそうでない所があります。
なので、このパターンで複数端末を使う時に、家族や子供のスマホの事を考えてるって場合には、音声SIMのMNPをしたい場合はちゃんと追加音声SIMのMNPに対応している所から選ぶ必要があります。
IIJmio等は複数SIMに電話番号そのままでの移行ができる所です。
で、IIJmio(みおふぉん)が発行できる枚数がかなり多い格安SIMです。
最大で10枚(音声SIMの上限は5枚)発行できます。
なので、IIJmioは、家族5人全員がMNPしてスマホ一台ずつ+データSIMを5枚発行して、複数の端末で使える状態にできる格安SIMです。
モバイルルーターを使うメリット、デメリット
SIMカードを入れたい端末が複数ある場合に4の「モバイルルーターを使う」場合のメリットは、動作確認済み端末以外のスマホやタブレットも格安SIMの月額で利用できるって部分です。
モバイルルーターとその他の機器はwifiで繋ぐので、SIMカードスロットのない機器(ノートPC等)やドコモ回線・au回線に対応していないスマホ(ソフトバンクのスマホ等)も、格安SIMの月額でネット接続ができる様になります。
ここは人によってはかなりのメリットになると思います。
SIMカードを複数枚発行できる所で追加した「データSIM」をモバイルルーターに挿して使うっていうのも可能です。
デメリットは、2台持ち以上になる&モバイルルーターの購入代金がかかるって部分と080や090番号を使う場合は別の端末が必要って部分です。
モバイルルーターもセット販売をしている格安SIM会社があります。
格安SIMを複数の端末で使いたい場合の選択肢のまとめ
という事で、まとめると、格安SIMのSIMカードを複数の端末で使いたい場合(複数人いる場合)は、
- 一人一人重視している機能やオプションが違う場合
→複数の格安SIM会社を契約する - 気に入った機能やサービスを提供している格安SIMの中に一契約一回線のみの所がある場合
→複数契約できる所を調べてそのSIM会社にする - 利用したい複数端末の数とデータ利用の合計が「複数枚の所で提供されているプラン」と合致してる場合
→複数枚発行できる格安SIMを使うと安くできる可能性が高い - SIMカードスロットのないデバイスや動作確認済み端末以外の機種を使いたい場合や、
一人で複数の端末を使う場合
→モバイルルーターを使う
と、複数の端末を使う場合であっても、より月額安く利用できます。
次ページ→格安SIMで家族で分け合える所にはどういった所がある?
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