格安SIMは、通話し放題とか通話定額になっている所は少ないですが、あるにはあります。
電話を割りとする場合やかなりするって場合は、以下の様な通話し放題とか通話定額になっている所を利用したり、もしくは以下の様な所と組み合わせて2台持ちにすると、「電話代」を気にしないでスマホを使える状態にでき、更にその状態でも今よりスマホの月額を抑えられます。
通話し放題の格安SIMの無料通話の内容と月額は以下です。
無料通話の内容 | 格安SIM会社等 | 月額 |
---|---|---|
10分以内の電話なら何度でもかけ放題の10分かけ放題が月700円 月60分の通話パックは月500円 縛りなし |
UQモバイル | 3GBで10分かけ放題なら、 1980円/月+700円/月で2680円/月 9GBで10分かけ放題なら 2980円/月+700円/月で3680円/月 14GBで10分かけ放題なら 3980円/月+700円/月で4680円/月 |
10分以内または3分以内の電話なら何度でもかけ放題の「通話定額オプション」 音声プランででき、10以内は「+830円/月」、3分以内は「+600円/月」のオプションです。 10分を超えた分は10円/30秒の通話料。 「みおふぉんダイアル(アプリ)」を使用して電話。 |
IIJmioを見る | 10分かけ放題・3GBなら2430円/月(1600円+830円) 10分かけ放題・6GBなら3050円/月(2220円+830円) 10分かけ放題・10GBなら4090円/月(3260円+830円) 通話SIMの最低利用期間は12ヶ月間 期間内の解約はMNP転出する場合に、音声通話機能解除調定金(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜)が発生。 |
1回あたり10分以内の国内通話が、すべて通話料0円。 時間・回数を無制限にする場合は、月額1000円をプラスで「スーパーだれとでも定額」のオプションを付ける |
Y!mobileを見る | スマホプランS(月々3GB) 6ヶ月は1980円/月 それ以降は2680円/月 スマホプランM(月々9GB) 6ヶ月は2980円/月 それ以降は3680円/月 スマホプランL(月々14GB) 6ヶ月は3980円/月 それ以降は4680円/月 縛りなし(契約期間・契約解除料なし) 時間・回数を無制限のオプションをつけた場合は、月額1000円をプラスした額になります。 |
10分以内の国内通話なら何度でもかけ放題の「BIGLOBEでんわ 10分かけ放題」 +830円のオプションです。10分/回を超過した時の通話料は30秒10円です。 3分かけ放題・600円もあります。 90分の通話が月額830円で利用できる「通話パック90」もあります。 通話料が10円/30秒になる「BIGLOBEでんわ」を使う場合で最大90分の通話分。 「通話パック60」・600円もあります。 |
BIGLOBEモバイルを見る | 2430円/月:1600円(3GB)+830円 2980円/月:2150円(6GB)+830円 4230円/月:3400円(12GB)+830円 ※最低利用期間は加入月の翌月を1ヶ月目として12ヶ月間。 期間内の解約は音声通話サービス契約解除料8,000円が発生。 |
スーパーホーダイプランが10分かけ放題 |
楽天モバイル |
プランS(2GB)なら、 1年目:1480円/月 2年目:2980円/月 |
時間無制限で国内通話が無料 | キャリア (ドコモ、au、ソフトバンク) |
2200円/月 どのキャリアもガラケーで通話プランのみの契約&2年縛りで、この月額になります。 ドコモ:カケホーダイプラン(ケータイ、定期契約) au:カケホ/電話カケ放題プラン(ケータイ、誰でも割) softbank:通話し放題プラン(ケータイ、2年契約) |
これらの通話定額やかけ放題は、「この格安SIMを使うなら必ず入らないといけない」という物ではなく、任意でつけるオプションです。キャリアとYmobileとU-mobileの「U-mobile SUPER」以外。
月額を3980円で揃えると?
月額を3980円で揃えると、
- BIGLOBE SIM(BIGLOBE mobile)は「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月6GB+50分程度10分/回を超過した時の電話分」もしくは、「3分/回、回数無制限の電話+ネットは月6GB+59分程度3分/回を超過した時の電話分」
- IIJmioは「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月6GB+46分半程度10分/回を超過した時の電話分」
- mineoは「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月6GB+42分半程度10分/回を超過した時の電話分」
- LINEモバイルは「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月5GB+44分程度10分/回を超過した時の電話分」
- DMMモバイルは「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月10GB+12分程度10分/回を超過した時の電話分」
- U-mobileは「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月3GB」
- DTI SIMは「10分/回、回数無制限の電話+ネットは月10GB+18分程度10分/回を超過した時の電話分」
- 楽天モバイルは「5分/回数、回数無制限の通話+ネットは月3.1GB+76分半程度5分/回を超過した時の電話分」
になります。
一例として「3980円」で揃えた時の電話とネット容量を記載しましたが、全て3980円以下の月額にする事もできるので注意して下さい。
データの容量をもっと小さいプランにしたり、無料通話の条件を違う物で考えれば、「約2000円~」等で選択肢はあります。(詳細は上記比較表を参照下さい。)
例えば、2680円だと、
- UQモバイルでの「10分かけ放題で3GB」
- Y!mobileでの「10分かけ放題で3GB」
とかがあります。
格安スマホにして最安レベルで使いたいって場合は、LINEモバイルの1GB+10分かけ放題オプションを付けるってのが良いかと思います。
LINEモバイルの1GBは月額1200円+税なので、どこか他の所で通話のみで契約したレベルで使えます。
スマホ一台で一回の電話が時間無制限が良い場合
スマホ一台での利用で、一回の電話が時間無制限が良い場合は、「Ymobile」・「キャリア」が選択肢としてあります。
単純な値段の比較では、「Ymobile」のスマホプランはキャリアの値段より安くできます。
ワイモバイルは「スーパーだれとでも定額」っていう時間無制限のかけ放題(完全かけ放題)が月1000円のオプションとしてあるので。
これつけた場合の月額は、3GBなら、月3680円です。
頻繁に電話するけど1回1回は10分で全然OKって時
頻繁に電話するけど1回1回は10分で全然OKって時、は、今はかなり選択肢があります。
オプションとして通話し放題の「10分かけ放題オプション」があり、更にそれが月850円程度と結構安いので。
一回に10分を超えた場合は、超過分は電話代がかかります。(30秒10円)
ただ、10分あればほとんどの電話は十分過ぎるとは思いますが。
10分かけ放題オプションがある格安SIMには以下の様な所があります。
- UQモバイル(au回線。ピーク時も速度速い。)
- IIJmio(ドコモ回線&au回線。種類違う回線をまたいでのシェアが可能&バースト機能)
- BIGLOBEモバイル(ドコモ回線&au回線。6GBのシェアに特徴。エンタメフリーオプション。)
- LINEモバイル(ドコモ回線&ソフトバンク回線。LINEのID検索が可能。)
- DMMモバイル(ドコモ回線。安い。&バースト機能)
- mineo(ドコモ回線&au回線&ソフトバンク回線。シェアに特徴。&万能&バースト機能)
- U-mobile(ドコモ回線。)
- DTI SIM(ドコモ回線。安い。)
BIGLOBE SIMは、たまに電話するけどそこまでじゃない時
BIGLOBE SIM(BIGLOBEモバイル)の無料通話1,200円分は電話代が半額になるアプリ(BIGLOBEでんわ)を毎回使う場合だと、最大60分の電話分になります。
1日にならすと、2分/日の電話ですが、こういう制限はないので他と比べての利点はあります。
(mineoにも同様の定額通話オプションはあります。)
どの容量のプランを契約するかによりますが、BIGLOBE SIMは3GBプランだと1600円なので、60分パックをつけて2250円/月(3GB)です。
2250円で電話は60分まで無料、ネットは3GBまで使える様になります。
BIGLOBE SIMは、たまに電話するから電話代が気になるけど、そこまで多くないって時に便利です。
また、BIGLOBE SIM(BIGLOBEモバイル)は3分かけ放題も開始しました。
「BIGLOBEでんわ 3分かけ放題」という名前で、3分以内の国内通話は何回電話しても月額650円のサービスです。
→BIGLOBE SIMの通話料|通話パック60や3分かけ放題はどんな内容?
また、「90分パック」も始まり、「10分以内かけ放題」も始まりました。
UQモバイルも、たまに電話するけどそこまでじゃない時
UQモバイルも、たまに電話するけどそこまでじゃないって時は選択肢としてあります。
UQモバイルには月60分の通話パックがオプションとしてあり、月500円で付けられます。
=1分約8.3円
3GBの月額は1980円なので、合計2480円で「ネットは3GB使えて、電話は月60分無料通話があり、ピーク時も速い格安SIM」なので結構魅力的です。
端末購入は?
「IIJmio(ドコモ&au)」「mineo(au&ドコモ&ソフトバンク)」「LINEモバイル(ソフトバンク&ドコモ)」「BIGLOBEモバイル(au&ドコモ)」等はマルチキャリアの格安SIMで、契約時に選べるキャリアの回線が複数あります。
回線種類はエリアと使えるスマホに関係して来ます。
キャリアから乗り換えるって場合には、今のキャリアと同様の回線にしておけば、基本的には手持ちのスマホがそのまま使えます。
通話し放題系の格安SIMに関するまとめ
と言う事で、通話し放題系の格安SIMを選ぶ時は、
- スマホ一台で、時間無制限で電話したいって場合
→「Y!mobile」 - かけない時もあるけど、たまに1日10分以上でかける事もある電話利用で安くしたい
→「BIGLOBEモバイル」や「UQモバイル」 - 頻繁に電話するけど1回1回は10分で全然OKって時
「IIJmio」
「UQモバイル」
「Ymobile」
等々から好きな格安SIMを選ぶ
様にするのが良いと思います。
※長い電話があるかないかは、ここでは、「080、090番号での長電話」で判断して下さい。
通話品質が状況によって変わって良いって場合ならば(家族や知り合いとの電話だったり、お店への予約や問い合わせならば)、LINEやFaceTimeオーディオ等のネット経由での電話で無料で話せたり、LINE OutやLaLaCallを使えば固定電話への電話も安く済ませられるので。
080、090番号での電話に限定するとそこまで電話しないって場合は、半額になるアプリや050番号と提携してる所から選ぶってパターンの方が、無料通話の所から選ぶより安い場合も出て来ます。
関連:mineo契約で月額無料のLaLa Callは固定電話への発信で便利
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