キャリア(docomo、au、SoftBank)でスマホを使っている人でも、スマホを利用するのは、「ネット検索」や「ブログやニュースサイト系の閲覧」、「LINEやTwitter、Facebook等のSNS」ぐらいって事があると思います。
というか、この利用状況の人は割りと多いです。
で、たまに「ネット接続するアプリ」を使ったり。
ですが、この利用状況は、キャリアで選べる最少のデータ容量のプランでも多いくらいのデータ利用です。
データ分に払ってる高い月額はほとんど無駄になっています。
で、格安SIMに乗り換えたいって思う方も多いと思うのですが、どのプランを選べば良いのか分からない事があると思います。
結論的には、この利用状況の人は、「バースト転送のある格安SIMならどのプランでもOK」です。
で、特におすすめなのは、「mineo」か「DMM mobile」です。
選ぶのはどちらも一番安いプランでOKです。
追記:LINEが格安SIMを始めました。バースト転送はないですが、LINEのトークや無料通話が使い放題(GBが減らない)なのでLINEモバイルもおすすめです。
3GB以上のプランはLINEの他にTwitter、Facebook、Instagramも使い放題(GB減らないで写真や動画を上げたり、上がってるのを見たり、が可能)です。
また、DMMモバイルもオプションとして「SNSフリー」ができました。月額250円。LINE、Twitter、Facebook、Facebook Messenger、InstagramがGB減らずに使えるオプションです。
LINEやネット検索がメインで、たまにネット接続するアプリを使うって利用状況ならば、「バースト転送」があるだけでスマホが充分に使えます。
バースト転送がある格安SIMは「mineo(マイネオ)」、「DMM mobile」、「IIJmio」等です。
他にも初速が速い格安SIMはレビュー等々で見た事はありますが、公式には記載がありません。
上記の3社は公式に記載があります。
この記事は、スマホの主な使い方が「ブログやニュースサイト系の閲覧」や、「LINEやTwitter、Facebook等のSNS」で、たまに「ネット接続するアプリ」を使うって利用状況の方が対象です。
今キャリアで、格安SIMに乗り換えたら月額大幅に安くなるけど、その中でもより月額を抑えたいって場合を記載します。
この使い方で月額をより抑えながら、スマホの使い勝手は今とほぼ変わらないってするのならば、上述した様に「バースト機能のある格安SIM会社の」一番安いプランを選びます。
それが「mineo」と「DMM mobile」です。
「mineo」なら月1600円(ドコモ回線の場合)のみでスマホが使える様になり(3GB)、「DMM mobile」なら月1140円もしくは月1260円がこれからのスマホの月額になります。(1GB)
※追記:LINEモバイルではLINEのトークや通話が使い放題(契約GB減らない)で月1200円です。(1GB)
また、OCNモバイルONEも月1180円で1GBのプランが始まったのでおすすめです。
以下は一番安いプランで大丈夫になる「バースト転送」の意味合いと、その他の部分を加味しても更にmineoとDMM mobileがおすすめな理由についてです。
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バースト転送の機能
LINEやネット検索なら、バースト転送がある格安SIMならどのプラン選んでもOKって言われても、バースト転送の機能が分からないと必要性が感じられない事があると思うので、バースト転送の機能について以下に記載します。
遅くなるのは契約しているGB数を超えた時
格安SIMで低速状態になるのは、契約しているGB数を超えた時、と、高速通信を自分でOFFにしている時、です。
上述した「バースト転送」は、低速状態の時(200kbps)でも「はじめの一定量」は高速通信になります。
契約しているGB数を超えちゃった時にも。
高速通信というのは、GB数が残っている時の最大通信速度と同じ速さの事です。
なので、バースト転送があると、かなり少ないGB数のプランでも、「はじめの一定量」はいつもと同じで高速なので、利用状況によっては問題なくスマホが使える様になります。
その利用状況こそが、「LINEやネット検索がメイン」って場合です。
バースト機能の「はじめの一定量」ってどのくらいなのか?
低速状態の時の「最大通信速度200kbps」というのはKBに直すと「25KB/s」です。
バースト機能の「はじめの一定量」は、IIJmioでは、1回の通信につき200kbps×3秒間=75KB分みたいです。
75KB=約0.07MBです。(1024KB=1MBです。1024MB=1GBです。)
※kbpsの小文字の「b」はbit(ビット)の事で、KBの大文字の「B」はByte(バイト)の事です。
8bit=1Byteです。
8kbps=1KB/sです。(8キロ・ビット・パー・セカンド=1キロ・バイト・パー・セカンド)
ps= /sでどちらも同じ意味合いで、一秒当たり=パー・セカンド、の意味です。
「k」と「K」はどちらも1000の事です。
75KBってどんくらいなのか?
75KBってどんくらいかというと、PCでテキストファイルのデータサイズを見てもらえば分かるのですが(ファイル上で右クリック→プロパティ)、結構な文字数のテキストでも5KB~10KBとかそんなもんです。
なので、使えるGB数がなくなってても、75KBまで速攻で開くと、テキスト中心のサイトならば、ほとんどストレスなく見始められます。
ブログやニュースサイト等。
実際にはWEBサイトはサイトを見やすい状態にするのに色々なファイルを使用しているので5KB~10KBでは足りませんが、最初に見える画面の表示が「遅くはない」ので、読んでる最中に全て開き切ったりで、ストレスはほとんど感じないです。
一度見た事あるサイトや一度開いたサイトの2ページ目以降ならば通信する容量が減るので更に速く開ける様になります。
LINEやTwitterならほぼストレスない
LINEやTwitter等のSNSも同様に、75KB分が速攻で開くのでストレスほぼなく見始められます。
「バースト転送」がある格安SIMにすればそれだけで充分
なので、スマホでのネット接続の主な利用が「サイト閲覧やSNSの利用がメインの人」の場合は「バースト転送」がある格安SIMにすればそれだけでスマホが充分に使えます。
バースト転送あっても遅く感じるのはどんな時?
が、これが動画サイトだったり、画像が多いサイトを視聴するってなると、通信するデータ容量が増えるので、バースト転送があったとしても遅く感じてイライラする事はあります。
- 75KB分が速攻で通信できても見始めるのにすら足りない
- +その後の低速通信200kbpsだと全然進まない
- +再度バーストで75KBが速攻で通信できてもまだ足りない
ので、動画サイトや画像がかなり多いサイトを見る場合はバーストあっても遅いです。
3日制限は無視して良いレベルの利用状況
契約ギガ数を超えた後や高速通信OFFの時はどちらも、最大通信速度が「200kbps」の低速になります。
この低速の時に、DMMモバイルの場合は、3日あたり366MB=3日あたり約0.35GBのデータ通信をすると更に通信速度の制限がされます。
格安SIMについて調べ始めたら見た事があるかもしれませんが「3日制限」って言われる奴です。
が、SNSやサイト閲覧が主な利用ならば、この「3日制限」は無視して良いレベルの利用です。
かなり使っても到底届かない容量なので。
3日あたり366MBは、月に直すと、約3.5GBです。
LINEやネット検索がメインでこの容量を使うのは逆に難しいです。
月に1GBあれば充分な人も多いので、バースト機能が便利になる利用状況の人の場合、3日制限に引っ掛かる人の方が少ないです。
なので、この利用状況で使うならば3日制限は無視して良いレベルです。
「mineo」のドコモ回線はそもそも3日制限がないっていう格安SIMです。
スマホでLINEのみって感じなら「mineo(マイネオ)」と「DMM mobile」は他の部分でも最適
スマホでLINEのみって感じならmineoとDMM mobileは他にも以下の様な部分があるので、その面で考えてもかなり良いです。
- データ繰越がある
- プラン変更が無料
- 高速通信のOFFができる
- 格安SIMの中でもチャージが安い
- プラン数が多い=後々の選択肢がちゃんとある
データ繰越がある
この2社は「データ繰越」がちゃんとあります。
データ繰越は、余った容量を翌月末まで繰り越すって物です。
翌月はその余った方から使用します。
で、また余ったらそれもまた翌月の末日まで繰越になります。
なので、高速通信ができるGBは結構余裕ができます。
「mineo」は一番少ないプランで3GBがありますが、データ繰越を加味したら、このプランでも最大で月に6GB(3GB×2)使える状態になります。
で、mineoはシェアが優秀なので、自分はLINEやネット検索だけだけども、家族は違うって場合なんかに、容量を分け合って全体として安くするって事がしやすい格安SIMです。
「DMMmobile」は高速通信容量のある一番安いプランは1GBからなので、繰越すると、月額安いこのプランでも最大で月に2GB使える状態にまでなるっていう格安SIMです。
容量毎の月額が知りたい!って場合は、この2社はプラン数が多く、価格改定もあるのでそれぞれのサイトにてご確認下さい。
もちろん、どのプランも「データ繰越」の扱い方は同じです。
プラン変更が無料
どちらもプランの変更は無料で可能です。
「〇GBのプランで契約したけど、やっぱ〇GBに変更したい」とかが可能です。
※音声SIMをデータSIMのSMSに変更とか、その逆での変更は手数料がかかり、更に組み合わせによっては解約金(解約金相当の物を含む)がかかります。
なので最初に選ぶ「音声SIM」なのか、「データSIMのSMS付き」なのかは注意して下さい。
契約する容量の変更はどちらも25日までにやれば翌月から変更した容量のプランにできます。
高速通信のOFFができる
mineoとDMM mobileはどちらも、アプリで高速通信のON・OFFが可能です。(ターボ機能)
高速通信をOFFにすると、200kbpsの低速で使う状態(GBを節約する状態)に自分でできます。
高速通信をOFFにしていると契約しているプランのGBが減りません。
常時ネット接続が必要になるアプリを使う事がある場合は、普段は高速通信をOFFにしておくのもアリです。
ソーシャルゲーム系のアプリや地図アプリを使う事があるって場合など。
LINEやネット検索は、高速通信ONでもOFFでもスマホの使用感はほとんど変わらないです。(マイネオとDMM mobileはバースト転送があるためです。)
契約しているGBは、たまにある、ネット接続するアプリが遅いと感じた時などの「高速通信を使いたい時」に使用します。
使用と言っても、アプリを起動して高速通信をONにするだけです。
その状態でネット接続すれば、初速だけじゃなく、ずっと高速通信の状態でスマホが使えます。
終わったら、再度アプリでOFFにします。
と言っても、そんな頻繁に「常時ネット接続をするアプリ」を使わないならば、ずっとONのままでOKな事もあります。
これはそのアプリの利用頻度によります。
格安SIMの中でもチャージが安い
また、ほぼ利用する機会はないとは思いますが、データ容量が足りなくなったらチャージすればOKです。
で、ここにも利点があります。
mineoとDMM mobileはこのチャージの値段が格安SIM会社の中でも安い方です。
mineoは100MBあたり150円でチャージできます。
DMM mobileは100MBあたり200円でチャージできます。
プラン数が多い
また、mineoとDMM mobileはGBのプラン数が多いのでこの面でも結構な利点があります。
契約した後の選択肢がちゃんとあるって事なので。
後々スマホの利用状況が変わったとしても、選べるプランがちゃんとありますし、様子見しながら使用していくって事が可能です。
って事で、色々な面を考えても、mineoとDMM mobileはホントバランスが良いです。
どっちにすれば良いのか?
mineoとDMM mobileのどっちにするかはかなり難しいです。
「DMM mobile」の方が月額は安いですが、「mineo」は家族など複数回線を使う場合で、1回線につき50円/月が割り引かれるので複数使う場合は月額の差はなくなります。
で、mineoは回線が違ってもシェアができるって面もあります。
かなり難しいので、あとは、その時その時にやってるキャンペーン等で決めるって感じになります。
という事で、サイト閲覧やSNS利用が主な場合は、「mineo」か、「DMM mobile」の月額安いプランがおすすめです。
料金かけたくないからスマホでwifiのみでLINEしようかなって時にも選びやすいSIMが増えた!
また、料金かけたくないから、スマホでwifiのみでLINEしようかなってなる時があると思いますが、その場合にも選びやすいSIMが増えました!
上記の格安SIMに加えて、バースト転送はないですが、LINEのトークや通話が使い放題のLINEモバイルの1GBだったり、OCNモバイルONEの1GBだったりがおすすめです。
LINEモバイルの1GBは月額1200円+税です。
OCNモバイルONEの1GBは月額1180円+税です。
月額1000円前半レベルで090番号、080番号が持てるので、スマホでwifiのみでLINEしようかなとか、スマホ持っていないって時も、費用負担が少ないのでこのぐらいなら外でもLINEできる様にしよっかな?って選択肢として選びやすいかと思います。
格安SIMへ移行するのが難しく感じる事があるかも知れませんが、難しい作業は特にないです。→携帯番号そのままでの移行(MNP)は難しくない!
キャリアを解約して格安SIMに乗り換える月に払う月額は、スマホ本体代を抜いて大体25000円くらいで移行できます。
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