通話定額がある格安SIMへの申し込みを検討していると、「通話定額のオプションって入るの強制なの?電話あんまりしないからいらないんだけど・・・。」ってなる場合があると思います。

キャリア(docomo、au、softbank)の電話関係のプランはかけ放題からしか選べないので。

心配になる事があるかも知れませんが、格安SIMの通話定額オプションは大抵の所で強制ではないです。

任意で申し込むオプションです。

不要ならば、ちゃんとその分の月額を払わずに検討中の格安SIMを使う事ができます。

ただ、格安SIMにも「まとめてパック」的なプランがあるので、そういったプランだけ注意して下さい。

通話定額で無料通話分が含まれている月額で、諸々含んでて割安、っていうのが売りのプランがあるので。

通話定額オプションがある格安SIMには、mineoとか、BIGLOBE SIMとかがありますが、ちゃんと通話定額なしで利用できるので安心してOKです。

具体的には、「mineo」の3GBは1600円+税/月(Dプランのデュアルタイプ)で、「通話定額30/60」の月額は+840円と+1680円ですが、オプションとして通話定額に入らなければちゃんと3GBの1600円+税/月で利用していく事が可能です。

「BIGLOBE SIM(BIGLOBEモバイル)」の6GBの音声プランは2150円+税/月で、「BIGLOBEでんわ 3分かけ放題」と「通話パック60」の月額は共に+650円ですが、オプションとして3分かけ放題、通話パック60に入らなければちゃんと6GBの2150円+税/月等で利用していく事が可能です。

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強制になるのはプランに含まれている場合

通話定額オプションが強制になるのは、「まとめてパック」的なプランです。

格安SIMに乗り換える場合でも、そういうのに申し込む場合は、「まとめての月額」なので、通話定額は強制、というか含まれている月額での利用になります。

まとめてパックというのは、端末の分割代金+電話定額+容量(GB)とかのパックです。

端末買って、電話定額も利用する場合はある程度の額になるので、全体としては割安になってる、みたいなパックです。

これは、申し込む場合にちゃんと記載があるので判断できます。

それが売りのプランなので。

通話定額のオプションに申し込む時はどういう流れになるの?

通話定額のオプションを利用する場合は、

  • 申し込みの時に、オプションとしてチェックマークをつける
  • もしくは、利用開始してからオプションとしてマイページ的な所から申し込む

事になります。

なので、知らない間に通話定額入ってて月額かかってる、みたいな事は心配せずにOKです。

通話定額や10分かけ放題のオプションがある格安SIMも割と増えて来ましたが、不要ならオプションとして申し込まずに契約すれば、その分の月額はなしで利用できます。

通話定額に入らない場合もIP電話を利用すれば電話しやすい

通話定額に入らないとしても、スマホ利用してたらお店の予約や問合せで電話する機会は出て来ると思います。

が、格安SIMでは普通に電話したら30秒で20円なので、この額のまんまだと電話の際に結構躊躇します。

お店の予約に一回5分かかったとしたらそれだけで通話料200円なので。

が、その場合はIP電話を利用すればOKです。

LINE OutだったりLaLa Callだったりです。

普通に電話するのと比べると、電波悪い所での途切れ等で少し品質は劣りますが、予約や問合せに使うには私的には全然問題ない音質です。

LINE Outで電話すると固定電話へは1分3円で、LaLa Callでは3分8円です。

上述した「お店の予約で5分」の場合は、普通に電話したら200円なのに対して、LINE Outでは15円、LaLa Callでは16円で済みます。(税別)

これなら気兼ねなく電話できます。

なので、格安SIMでは何かしらIP電話は用意しておくと通話料が安いので使いやすいです。

他にはGoogleのハングアウトダイヤルなんかも使い始めやすいです。

ただ、こっちはGoogleウォレットへのクレカ登録が必須になりますが。

「通知される番号」が大きめの違い

LINE Outは月額無料で、LINEで登録している090、080番号の最初の0を81にした番号での発信になります。

090~の番号が、8190~の番号で通知されます。

LaLa Callは、上述したmineoの利用者は「月額100円+無料通話100円分付与」で、一緒に住んでる家族も4人まで無料通話が付く状態で使えます。

050番号が付与されてその番号で発着信をする事になります。

支払いはmineoの月額と合算して払う事が可能です。家族の分も合算にする事もできますし、別々にする事もできます。

また、mineo利用時にLaLa Callを使っている人がLINE Outも併用するって事もできます。

通話定額に入った方が良いのは?

通話定額に入った方が良いのは、

  • 090、080番号での電話品質で常に電話したい
  • 電波状況が悪い場所での電話が多い

等の方です。

仕事で軽く電話する時があるからそのため通話定額に入っとく、とか、LTEでの電波状況があんまり良くない、という方で、軽くは電話する方は通話定額の方が良い事はあります。

LINE OutだったりLaLa Callは利用時の電波状況によって、電話の品質が変わってきます。
(電波状況が悪い場所の場合は、電話の最中にちょっとした途切れが起こったりって事があります。)

090、080番号での電話は今までの携帯での電話と同じ品質で電話できます。

なので、電話はあんましないけど、

  • 電話の際は品質が必要
  • 電波状況が良くない場所での電話になる事が多い

って場合に通話料が安い方が良いのならば、通話定額に入るとちゃんとメリットがあります。

少ないなら半額アプリで済ますのもアリ

ただ、この場合も、通話定額で利用できる時間分(大抵の格安SIMで月60分くらい)程には電話しないって場合は、ただ単に30秒10円で半額になる電話アプリを利用する方が安い事もあります。

電話アプリは異なる格安SIM会社の物でも利用可能です。
(が、通話定額やかけ放題のオプションを使う場合は同じ会社の電話アプリにしておく必要があります。)

電話アプリ等を提供している格安SIM会社

IP電話はWifi時等速度が速い時は品質はある程度良くなる

または、IP電話はWifi利用で速度が速い時には音質はより問題なくなる事が多いので、Wifiスポットが使いやすくなるオプションがある格安SIMに入っといて(上述したBIGLOBE SIM(BIGLOBEモバイル)等。)、品質が気になる電話相手にかける場合は、コンビニ等々に寄ってWifi状態にしてからかける、とかも代替としてはあります。

ただ、それでも普通に電話する場合の方が音質は良いですが。

格安SIMの通話定額が強制なのか迷った場合のまとめ

という事で、キャリアからの乗り換えで格安SIMに申し込む際に、「通話定額いらないんだけど入らないといけないの?」って疑問が出る事があるかもしれませんが、格安SIMの通話定額は、強制ではなく任意でのオプションです。

基本、入りたい人だけが入って利用する物ですし、いらないって人は入らずに格安SIMを利用する事ができます。

また、通話定額オプションは、申し込みの際に入らなくても、利用開始後にマイページから申し込む、という事が可能です。

オプションなので。

格安SIM各社の使用回線と月額はこんな感じになってます。

各社の使用回線と3GBの月額比較表

回線 格安SIM会社 音声3GBの月額
au UQモバイル 1980円
WiMAXと併用すると1680円
2回線目以降は1480円
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
BIGLOBEモバイルを見る 1,600円
ドコモ OCN モバイル ONE 1,600円(110MB/日コース≒3GB/月)
ワイモバイル Y!mobileを見る 半年間:1980円
それ以降:2680円
(10分かけ放題付き)
おうち割(光回線と併用)で月500円割引
2回線目以降は、
半年間:1480円
それ以降:2180円
(10分かけ放題付き)
ドコモまたはau

※au回線はSIMフリーVoLTE対応端末のみ
IIJmioを見る 1,600円
ドコモまたはau 楽天モバイル 1,600円(3.1GB)
または
1年目:1480円/月
2年目:2980円/月
(10分かけ放題付)
のスーパーホーダイ
(2GB)

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