Xiにねんかバリュープランか

ガラケーには、FOMAのバリュープランにする事でも戻せますが、Xi契約のタイプXiにねんのままでも戻せます。

格安SIMとの2台持ちを考えている場合、どちらで戻すか迷う事があると思うので、どっちでガラケーに戻すかで出て来る主な違いを以下に記載します。

どっちにするかの判断は、ガラケーでキャリアメール(@docomo.ne.jp)の送受信をしたいかどうか、でできます。

ガラケーで送受信したい場合は、バリュープランにするのが無難で、キャリアメールが維持できて他に送受信の手段があるならガラケーで送受信できなくてもOKって場合は、タイプXiにねんのままでOKです。

やる事の違い

それぞれでやる事は以下です。

タイプXiにねんのままガラケーに戻す場合

タイプXiにねんのままガラケーに戻す場合に主にやる事は以下です。

  1. spモードメールのドコモメール化→マルチデバイス利用設定・メールソフトを設定・Wi-Fiで利用する設定をする。
    Wi-Fiでキャリアメールの送受信ができる様にする。
  2. プランのデータ系の方を解約する。(SPモードは残しておく。)
  3. 昔のガラケー等にSIMカード(UIMカード)を差し替えて使う。
  4. SIMサイズが違うなら使用するガラケーのサイズのSIMに変更する。

Wifiで@docomo.ne.jpのメールアドレスを送受信する設定には、ドコモ回線で接続する必要があるので、データ定額を契約している状態の時に、やっておきます。

データ定額を解約してからWifi利用の設定もできますが、そうするとデータ定額入っていない状態でドコモ回線に繋がる事になるので、結構な額になってしまいます。

無駄に二重に払う事になるので、データが「定額」で、月額は変わらない状態の時にWifiでの利用設定をしておきます。

FOMAのバリュープランにしてガラケーに戻す場合

FOMAのバリュープランにしてガラケーに戻す場合にやる事は以下です。

  1. 一旦ベーシックプラン→機種変更でバリュープランにしてガラケーに戻す
    (端末購入。月々サポート適用するならSH07FかF07F。適用なしで、良いならキッズケータイが安い。)
  2. もしくは他社3Gケータイの用意&提示によるバリュープランへの変更をする

こっちはドコモショップでやるなら、spモードに付与されているメールアドレス(今スマホで使っている@docomo.ne.jpのメアド)を、ガラケーのiモード契約で使える様にしてくれるので、メール関係でやる事はないです。

メールの送受信をどうするかって部分で違い

タイプXiにねんでガラケーに戻すのかバリュープランにしてガラケーに戻すのかは、メールの送受信をどうするかって部分で主に違いが出て来ます。

ガラケーで@docomo.ne.jpのメールを送受信したい場合は、FOMAのバリュープランにして戻し、
ガラケーで送れなくてもスマホのWifi接続時に送受信できればOKって場合は、タイプXiにねんで問題ないです。

タイプXiにねんでガラケーでキャリアメールの送受信は月額高い

タイプXiにねんのままガラケーに戻す場合は、ガラケーで@docomo.ne.jpのメールを送受信したい場合、spモードの契約と同時に「iモード」を契約して、@docomo.ne.jpのメールアドレスをspモードの物とiモードの物とで入れ替える事になります。

キャリアメールはspモードに1つ、iモードに1つ、付与されてるって形になっています。

ので、タイプXiにねんで@docomo.ne.jpを使っている場合は、そのメアドをガラケーで送受信したい場合は、iモードを同時に契約して、spモードのメールアドレスをiモードのメールアドレスと入れ替えて使う事になります。

ガラケーでメールの送受信をする場合は、「iモード」でのネットの接続になります。

@docomo.ne.jpのメアドでの送受信も「iモードメール」でやるので、ネットに接続します。

電話の受信は料金は発生しませんが、iモードメールは「受信」もお金がかかります。

なので、タイプXiにねんでiモードでメールを送受信する場合は、パケット定額に入ったままじゃないと、メールのパケット代が上限なくかかります。

テキストメールだけなら問題ないくらいの値段ですが、画像があったりすると負担が大きくなります。(お店からのメール等々も含めて。)

上限ないのは怖いので、タイプXiにねんの状態でガラケーで@docomo.ne.jpを使いたいって場合は、パケット定額に入ったままにしておく事になります。

タイプXiにねんで契約しているパケット定額のプランは、一番安いのだとしてもXiパケホーダイライトの4,700円です。

で、これが「定額」です。(0円から上限4700円ではなく、定額4700円です。)

タイプXiにねんの「743円」+Xiパケホーダイライトの「4,700円」+ISP契約の「300円」で月額の最低が5,743円になります。

これじゃぁ何のために2台持ちにするか分からない月額になります。

なので、タイプXiにねんのままスマホをガラケーに戻す場合は、基本ガラケーでの@docomo.ne.jpの送受信は捨てる、事になります。

その変わり、ガラケーに戻す前のスマホのデータ定額に入ってる状態の時に、「Wifiで@docomo.ne.jpの送受信ができる設定」をしておき、ガラケーは主に通話の受信+スマホのWifi時に@docomo.ne.jpの送受信でキャリアメールを維持って状態で使う事になります。

バリューコースはガラケーでキャリアメールの送受信がしやすい

FOMA契約のバリューコースの最低料金のプランは、「タイプシンプルバリュー:743円」+「パケ・ホーダイ シンプル:0円~4200円」+「iモード:300円」で契約できます。

で、メールのパケット通信料に関しては、このプランの組み合わせ限定で「メール使い放題」ってサービスがあります。

=ガラケーで、iモードメールの送受信が無料な状態で@docomo.ne.jpが維持できる。

なので、ガラケーでiモードメール(@docomo.ne.jp)の送受信をしたい場合は、「メール使い放題」があったりするので、普通はFOMAのバリュープランにします。

Wi-Fiでキャリアメール使えればOKって場合(ガラケーでiモードメールできなくてOK)は、タイプXiにねんでOKって事になります。

で、残ったスマホにドコモ回線の格安SIM(データSIMのSMS付)を挿せば月額安くスマホが使える!って状態になります。

例えばLINEモバイル1GBなら以下です。
LINEモバイルのデータSIM(SMS付き)の1GBの月額(これが総額)

各社のデータSIMの月額は以下の様になっています。「+」部分はSMS付きにする場合の額です。

1GBの月額 格安SIM会社 3GBの月額
なし BIGLOBEモバイルを見る 900円+120円/月
なし OCN モバイル ONE 1100円+120円
(3GB/月コース)
900円+120円
(110MB/日コース)
なし IIJmioを見る 900円+140円
なし 楽天モバイル 900円+120円/月(3.1GB)

変更する時の労力の違い

タイプXiにねんの場合は、Wi-Fiで送受信できる様にしてしまえば、あと、やるのは、

  • プランのデータ系を解約(ショップ又は電話)
  • SIMサイズの変更(ショップにて2,000円)

をするだけなので、楽は楽です。

SIMカード(ドコモUIMカード)のサイズを変更すれば、昔のFOMA携帯も使えます。

バリュープランにする場合は、Xi→バリュープランに負担少なく変更する時の条件確認作業が面倒っちゃ面倒です。

調べ終えたならば、契約変更自体はドコモショップで勝手にやってくれるので楽ですが。

また、どのパターンでも大概新しく端末を買うので、端末代がかかります。

ガラケーの物の中でも新しめの物にしたい場合は、6ヶ月間ベーシックプランを使い、その後機種変更してバリュープランにする事になります。

関連:「ドコモでスマホからガラケーに戻す方法

無料通話分のあるプランにできるかどうかの違い

また、タイプXiにねんでガラケーに戻すかバリュープランにしてガラケーに戻すかには、無料通話分のあるプランにできるかどうかっていう違いもあります。

Xi契約にも新料金プランに無料で電話できる物もあります。

が、タイプXiにねんはもう新規申し込みを終了しているので、プラン変更したら「タイプXiにねんの743円」には戻れなくなります。

なので、月額安く無料通話をつけようと思ったら、後々FOMAのバリュープランにする事になります。

FOMAのバリュープランには無料通話分がつくプランがあり、月額もそんな変えずに選ぶ事ができます。

タイプSSバリュー+パケホーダイダブルだったら、無料通話1000円分+定額372円プラス使ったパケット量を上限4200円で払うってプランがあります。

ただ、この場合、上述したメール使い放題はつけられなくなりますが。

また、2台持ちでの電話に関しては、そもそも無料のネット経由での電話を利用したり、通話料半額になるアプリを利用したりで費用を抑える意識は必要になります。

関連「格安SIMの通話料の比較!高い電話代を少しは安く節約できるのは?

まとめ:タイプXiにねんのままガラケーに戻すのか、バリュープランに変更して戻すのかの違い

まとめると、ドコモと格安SIMの二台持ちにする際に、タイプXiにねんのままガラケーに戻すのか、バリュープランに変更してガラケーに戻すのかでは、以下の様な違いがあります。

タイプXiにねん

  • 二台持ちへのプラン変更自体は容易
  • 変更前にやる事はちょい面倒
  • キャリアメールはWifi時に送受信する(ガラケーでの送受信は捨てる)

バリューコース

  • 二台持ちのプラン変更の条件確認が面倒
  • やる事はほぼない
  • キャリアメールはガラケーで送受信する

どっちにするかの判断は、主に、ガラケーで今のアドレスのキャリアメールの送受信をしたいかどうか、です。

したいならバリュープランにし、wifi時ならスマホで送受信できるならOKって場合は、タイプXiにねんのままガラケーに戻すのでオッケーです。

私はキャリアメールをガラケーで送受信したかったので、バリュープラン↓でガラケーに戻しました。
バリュープランの契約の画面

2台持ちで払っている携帯の月額は約2300円です。

スポンサーリンク