どの格安SIM会社にするか比較検討をしていると、複数枚のSIMカードが発行できる所と、1契約につき一枚のみって所があり、違いは何なのか、どっちにすれば良いのか迷う事があると思います。

違いは、シェアできるか否かです。

複数枚発行するのは大概シェア目的です。

複数枚の発行が可能な所にする主な利点は、格安SIMを使う人が複数(複数端末)いる場合に、総額は若干安くできる事があるって面です。

複数枚発行できる所だと、シェアできるので無駄になるデータ容量が少ない≒データ量がより少ない月額安いプランでOKにできる事がある、ので。

ただ、1契約で一枚のみの所を複数回線契約するのでもそこまで値段は変わらないって面もあります。

無駄になるデータ量は出て来ますが。

複数枚発行できる所とそうでない所のどっちにすれば良いかの判断は、

  • 外出先で個別にネット接続したい機器が複数あるかどうか(自分だけでなく家族等も含む。)
  • データ容量をシェアして使いたいかどうか

で、できます。

どっちも当てはまらないって場合は、1契約で一枚のみの所で問題ないです。

どっちかには当てはまるって場合は、SIMカードを複数枚発行できる所にすると上述した利点が出る事もあります。

以下が、1契約で複数枚発行できる格安SIM会社です。


例外として、「mineo(マイネオ)」は、回線が違ってもシェアできるMVNOなので、個別に契約しても無駄になるGB数が少ない≒複数人で格安SIMを使う時も月額安くできるっていう格安SIMです。

mineoは複数回線割や家族割もあるので、その面でも例外って感じの格安SIMです。

mineo

以降の目次

  1. 複数枚の発行は大概シェア目的
  2. 複数枚のSIMカードを発行して使うまでの流れ
  3. 追加するSIMカードは音声SIMも大概できる
  4. 追加する音声SIMがMNP可能かはSIM会社による
  5. 追加SIMにも月額がかかる
  6. 自分一人で使う事も可能
  7. テザリングとは別の利点がある
  8. SIMカードが複数枚発行できる格安SIMにするかどうかのまとめ

複数枚の発行は大概シェア目的

SIMカードの複数枚発行は大概データ容量のシェア目的で使います。

人数的にもそうですし、一人であっても複数端末を使う場合はシェアです。

10GBなら10GB借りて、10GBまでを「発行したSIMカード全て」でシェアして利用します。

なので、今も、後々(1年以内程度)を考えてもシェア可にする必要性ないって場合は一枚の所でOKです。

後々を考えるのは、音声SIMを契約した場合、解約金の発生する最低利用期間が大概6ヶ月~12ヶ月程度あるためです。

複数枚のSIMカードを発行して使うまでの流れ

複数枚のSIMカードを使う時は、まず格安SIM会社と一枚目のSIMカードの契約をします。

その後、「SIMカードを追加」という形で、利用するSIMカードを増やす事になります。

追加したSIMカードが届いたら、使いたい端末に挿して初期設定(APN設定)をすれば、その端末で外出先でもネット接続ができる様になります。

なので、自分のスマホもそうですし、家族の端末も同様にして使えます。

追加するSIMカードは音声SIMも大概できる

追加するSIMカードはデータ通信用SIMだけでなく、音声SIMも大概の所は追加できます。

音声SIMは、データ通信+080、090番号が使えるSIMカードです。

ただ、音声SIMのSIMカードを追加したい場合は、基本、最初の契約が音声SIMである必要があります。

追加する音声SIMがMNP可能かはSIM会社による

また、音声SIMの追加を検討している場合の注意点として、「追加する」音声SIMカードが携帯番号そのままでの移行(MNP)に対応しているかどうかは、会社によって異なるので気をつけて下さい。

追加するSIMカードがデータ通信のみ・SMS付きデータ用SIMでOKなら「追加SIMのMNP」は気にする必要はないです。

一枚目のSIMカード(自分が最初に契約する音声SIM)は、MNPが可能な格安SIMがほとんどですが、「追加する」音声SIMのMNPも考えている場合は対応している格安SIMにする必要があります。

複数枚発行できて追加SIMのMNPが可能なのは以下の格安SIMです。

BIGLOBE SIM
IIJmio
OCN モバイル ONE

それぞれの比較は以下の記事をご覧下さい。

追加SIMのMNPができるMVNOの比較

追加SIMにも月額がかかる

追加したSIMカードは、「SIMカード利用料」として月額がかかります。

月額は、音声SIMなのか、データSIMなのかで金額が異なる事が多いです。(データSIMの方が安い)

複数枚使う場合の月額は、「契約したギガ数の月額(一枚目のSIMカード利用料を含む)+追加した枚数分のSIMカードの月額利用料」で使う事になります。

自分一人で使う事も可能

家族とのシェアだけじゃなく、追加したSIMカードを自分一人で使う事も可能です。

タブレットだったり、SIMカードスロットのあるノートPC(SIMフリーノートPC。SurfaceのLTE版等々)等々に挿して、外でもネットに繋がる様にできます。

SIMカードスロットのあるノートPC以外にも、SIMフリーモバイルルーターなんかに挿しても使えます。

スマホには最初に契約した音声SIMカードを挿し、SIMフリーモバイルルーターには追加したデータSIMを挿して使う、等。

SIMフリーモバイルルーターに挿すパターンは、SIMカードが挿せない機器や、格安SIMの動作確認済み端末以外の物を外でもネット接続したいって時なんかに便利です。

また、追加SIMの枚数は上限があるので(大概2枚か4枚です。最初の一枚目を入れて使える合計は3枚か5枚です。)、上限以上の端末を使いたいって時にもモバイルルーターは便利です。

例えば、2台使いたい人が2人、1台使いたい人が3人、って場合は、個別にSIMカードを入れるならば計7枚必要になるパターンですが、ルーター使うならば5枚でもOKって状態にできます。

モバイルルーター自体も、セット販売している格安SIMがあります。

格安SIMをモバイルルーターのセットで比較|BIGLOBE・IIJmio・楽天・mineo・DMM

テザリングとは別の利点がある

SIMカードを挿してる端末(スマホ等)のテザリング機能を使えば、SIMカードを複数枚用意しなくても、外出先でその他の機器をネットに繋ぐ事は可能です。

が、テザリングすると、テザリング側の端末はバッテリーが結構速く減ります。

また、端末自体が結構熱くなる事があります。

こうなると、バッテリーだけじゃなく、その端末自体の寿命にも繋がってしまいます。

なので、テザリングではなく、複数枚のSIMカードを発行して個別にSIMカードを挿してネット接続するのは、「電池持ちを長く出来る」って面と、「端末自体の寿命を伸ばせる」って面でメリットがあります。

格安SIMを契約する時はスマホにSIMカードを入れる事が多いと思うので、外出先でその他の機器をネット接続しようと思ったらスマホでテザリングする機会が多くなります。

なので、ただでさえ減りやすいスマホのバッテリー消費を軽減できるのと、壊れたらきつい&結構高い物っていうスマホの寿命を伸ばせるのが、複数枚で使うパターンの利点としてあります。

また、テザリングの場合は、SIMカードが入ってる機器の近くでのネット接続になりますが、SIMカードを複数枚発行して別個にSIMカードを挿している場合は、別々の場所でも利用できるって面もあります。

反面、テザリングとは違って、複数枚の場合はSIMカード発行手数料とSIMカードの月額がかかるって面があります。

SIMカードが複数枚発行できる格安SIMにするかどうかのまとめ

まとめると、SIMカードを複数枚発行できる格安SIMにすると、

  • 複数の端末のネット利用を1契約でできる
  • シェアして無駄なくデータ容量を使える=月額をより安くできる可能性がある

という事になります。

なので、シェアは不要、って場合は、1契約で一枚の格安SIMでOKです。

安くなるかもならシェアできる様にしときたいって場合は、上述してきた以下の様な「複数枚の発行が可能な格安SIM」と、その他の目当ての格安SIMの月額を比較検討して選ぶ事になります。

追加SIMのMNPが可能なのは、BIGLOBE SIMとIIJmioとOCN モバイル ONEです。

プラン数が多いのはDMM mobileです。※格安SIMは「契約した後のギガ数のプラン変更」自体は、費用もかからず可能になってる所がほとんどです。

BIGLOBE SIM
IIJmio
OCN モバイル ONE
DMMモバイル

で、上述しましたが、シェアしたい場合の例外として、個別契約でもシェアできる格安SIMとしてmineoもあるって感じになります。

mineo

家族全員がMNPして使う場合で、SIMカード利用料を加味した月額が分かりづらいって場合は、以下の記事をご覧下さい。

家族でシェアする時の格安SIMの月額(5人・4人・3人の場合)