格安SIMを選ぶにあたって比較していると「データ繰越」ってのが出て来る所と出て来ない所があり、あった方が良いのか迷ったり、「データ繰越」が欲しいけど、どの格安SIM会社にあるのかパッと分かんないって事があると思います。

なので、「データ繰越」について「データ繰越がある格安SIM会社」について記載します。

格安SIMを選ぶ際は「データ繰越」がある所にした方が心配は少なくなります。通信速度制限の懸念が減らせるので。

データ容量の繰越

データ繰越は、その月に使わなかったデータ容量(◯GBの部分)を繰り越せるってサービスです。

例えば、3GBのプランを契約していて、2.5GBしか使わなかったって場合は、その翌月は3GB+0.5GBで合計3.5GBまで同じ月額で使える様になります。

大概どこも「翌月末まで」

繰り越したデータ容量の有効期限は、大概、どこも「翌月末まで」です。

また、大概、繰り越したデータ容量から先に利用されていきます。

上記の例で、3.5GBになった月に2GBしか使わなかったって場合は、先に繰り越した0.5GBが使用され、残りの1.5GBが契約している3GBから引かれます。

なので、その月に繰り越すデータ容量は「1.5GB」です。

翌月に使えるデータ容量は3GB+1.5GBで4.5GBになります。

なので、データ繰越があると結構余裕が生まれます。

データ繰り越しは音声SIMでもデータSIMでも適用されます。

データ繰越があると何が良いのか?

データ繰越があると何が良いのかというと、自分の利用状況と選べるプランの差が微妙な時だったり、結構月で利用データ量に差があるって場合なんかに、下の容量のプランでもOKになる可能性が出て来て、月額が抑えられるのが便利です。

例えば、よく使う月は3.5GBぐらい欲しいって場合にも、5GBのプランを契約するのではなく、データ繰越のある「3GBプラン」でOKにできたりするので月額が抑えられます。

どの格安SIM会社に「データ繰越」があるのか

具体的には、データ繰越がある格安SIM会社は以下です。

格安SIM会社 データ繰越の可否
UQモバイル ◯ 翌月末まで。
BIGLOBEモバイルを見る ◯ 翌月末まで。
OCN モバイル ONE ◯ 残った基本通信容量は、翌日または翌月末まで繰り越し可。(110MB/日コースや170MB/日コースがあるため翌日への繰越の文言があります。)
IIJmioを見る ◯ 翌月末まで。
楽天モバイル ◯ 翌月末まで。
Y!mobile ×

データ繰越とシェアは違うので注意

「データ繰越」と「シェア」は違うので注意して下さい。

「データ繰越」は契約した容量の余りを自分の翌月のデータ容量にプラスできる物ですが、「シェア」は、家族だったら家族で一気にまとめて借りてその月のデータ容量を複数のSIMカードで分けあって利用するって物です。

「mineo(マイネオ)」なんかは、余った容量を同一住所ではない家族にも「シェア」できたり、家族だけじゃなく知り合いにも「シェア」できたりって事もできます。
(→mineoは住所が違う家族もシェアできるし家族割も適用可能

シェアもできて、データ繰越もできるって所もあります。

自分にはどんくらいの容量が良いのか

容量のプランを選ぶ際に、どのくらい必要なのか分からないって場合には、格安SIMに乗り換える前に自分の携帯利用状況を確認しておくと、判断できます。

世の中的には~3GBの方が多いみたいです。

私はデータ繰越も加味したら「1GBプラン」でOKだったので、1GBプランにしています。

また、格安SIMを選ぶ時に、データ容量に関して心配がある場合は、使い過ぎちゃっても制限が一日で済む「◯◯◯MB/日コース」がある所にしたり、バースト機能がある所にしたり、上述した「シェア」が優秀な格安SIM会社にするのも良いかと思います。

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